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健常者も障がい者も楽しむファッション 吉祥寺発ブランド テンボの新作発表

健常者も障がい者も同じように楽しめるをコンセプトにしたファッションブランド「テンボ」の新作を見させていただいた。デザイナーは吉祥寺に事務所を持つ鶴田能史さんは、このコンセプトを吉祥寺発のブランドとしてもより広げたいと話している。

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画像を見る 新作は、東京コレクション Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO で行われた。今年は戦後70年となることから、平和と原爆がテーマとなっていた。政治的な主張ではなく、考えてほしいとのメッセージだという。  

 私はファッションには疎いので、ファッションの詳細は専門サイトなどをご覧いただきたいが、車いすに乗った方など障がいを持ったモデルが多かく、そろぞれに楽しそうにランウェイを歩いていたのが印象的だった。広島市に寄せられた千羽鶴を使った服は、観客の目をくぎ付けにしていた。このような使い方があり、より印象的に平和をアピールできるのだと驚かされてしまった。

ショーの後でパーティがあり、いろいろな方の話を伺ったが、モデルとなった方からは、障がいがあると外にでることが億劫になり服はどうでも良くなってしまう。今回のようなファッションが広がると外に出たくなる。カッコイイ服を着たい。表現したいことを知ってもらいたい。視覚障がいの方からは、目は見えないからといってファッションに興味がないのではない。気持ちや行く場所によって服を変えたいこともある。私たちもファッションを楽しみたいと話されげいたことは印象的った。そして、口々に、光を当ててくれてことに感謝したいと話されていた。

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障がいを持っている、持っていないで、着る服やデザインを分けることは、そこに壁を作ることになる。物理的なバリアだけでなく、心のバリアをなくすることも重要だとこのショーを見て、モデルの方々の話を聞いて思ったことだ。誰でも来たくなる服、障がいのあるなしを気にしないで良いデザイン。このようなファッションがもっと広まることで、心のバリアフリーとなるのだろう。

 鶴田さんは、ファッションで障がい者も健常者も同じように楽しむことでのバリアフリーを考え、ピープルデザインと称している。そして、平和をモチーフにしている。この発想は武蔵野市の方向性としても同じだろう。吉祥寺発のブランドとして、より広められないかとも考えさせられたショーだった。

画像を見る(モデルにはこのファッションに賛同しているルー大柴さんがモデルとなり、同じ服を着ている障がい者もモデルとなっていた) 

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【参考】
テンボ
福祉と平和もキーワード 吉祥寺発ファッションの可能性

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