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戦力均衡の重要性

戦力均衡の重要性

日米ともに、プロ野球、MLBのプレーオフ進出チームが決まりつつありますね。

日本では東京ヤクルトスワローズが14年ぶりにペナントを制しました。スワローズ関係者の皆さん、おめでとうございます!パ・リーグはホークスが圧倒的ですね。

NYでもメッツがまさかの地区優勝で(失礼)9年ぶりにPO進出を決め、ヤンキースもワイルドカードの1日POに滑り込みました(明日はマー君が先発しますね。凄いです。この1日POは文字通り背水の陣ですから、無茶苦茶盛り上がります)。

メッツは毎年夏過ぎには終戦になるのが恒例でしたし、ヤンキースもここ数年低迷していたので、秋になると早々にNYのスポーツファンの興味はフットボールやバスケットボールに移って行くのが常でした。僕は別に熱心なメッツファンでもヤンキースファンでもありませんが、でも地元のチームがPOに出るというのはいいもんですね。

言うまでもないことかもしれませんが、全てのスポーツファンが(毎年とは言いませんが、定期的に)こうした気分を味わうべきです。さすがに10年、15年POから遠ざかっていると、希望が持てなくなり、ライトファンは離脱して行ってしまいます。その意味で、本当に戦力均衡は必要だなあということを体験として痛感しました。

で、戦力均衡の定義ですが、「定期的に優勝」する必要は必ずしもありません。POは短距離走ですから、戦力均衡の制度的なコントロールが効きづらい舞台です。なので、最低でも「市場が小さくて経営が厳しい球団でも10年に1回くらいはPOに進出できる」くらいが戦力均衡の目指すべき落としどころだと思います。「あ、もしかしたら優勝できるかも!」という期待を定期的に醸成するのが戦力均衡の肝です。

ちなみに、MLBで最も長くPO進出を果たしていないのがマリナーズで14年間、次いでマーリンズが12年間です。10年を超えるのはこの2球団だけです。5年以上、10年未満の球団も4球団だけですから(合計6チーム)、15年ほど前は戦力不均衡の好例とも言われていたMLBも、かなり戦力均衡が進んで来ているのでしょう。

で、調べてみたら、実はMLBはNFLより上手くやっているんですね!

NFLの場合、10年以上PO進出していないのはビルズ(14年)、レイダーズ(12年)、ブラウンズ(12年)、ラムズ(10年)の4チームで、5年以上10年未満の球団も4チームあります(合計8チーム)。

日本(プロ野球)はどうかというと、こんな感じです(2015年10月5日時点)。

■セ・リーグヤクルトスワローズ:0年
読売ジャイアンツ:0年
阪神タイガース:1年
広島カープ:1年
中日ドラゴンズ:3年
DeNAベイスターズ:17年

■パ・リーグソフトバンクホークス:0年
日本ハムファイターズ:0年
千葉ロッテマリーンズ:0年
西武ライオンズ:2年
オリックスバファローズ:1年
楽天イーグルス:2年

日本は球団数が少ないので、2007年にCSが出来て状況は劇的に改善されてきているようです。ベイスターズファンはちょっと可哀相ですね。。。

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