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- 2011年10月07日 10:49
ECBは政策金利を1.50%で据え置き…資金供給に余念なくトリシェ総裁は最後の公式記者会見
ECB Holds Rate at 1.5% at Trichet’s Final Meeting
10月6日にECBは政策金利を1.50%に据え置きました。金融市場の流動性の問題や欧州経済の不確実性と強い下振れリスクを考慮し,長期リファイナンスオペ(LTROs)の拡充と少なくとも2012年の7月10日まで続くリファイナンスオペ(MROs)の継続に加え,総額400億ユーロのカバードボンド購入プログラム(CBPP2)を発表しました。一部の予想と異なり利下げではなく緩和政策をバンバン行なってギリシャ危機を抑えこもうとする姿勢がわかります。8年の任期をこのまま今月末に無事に終えられ有終の美を飾ってほしいですのですが…まあ何とか逃げ切ったかな(^_^;)
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トリシェのECBとしてのささやかな抵抗は,救済基金である欧州金融安定ファシリティー(EFTF)を「ECBがレバレッジするのは適切ではない」と述べたことです。どこぞの国の「国債引き受けを中央銀行にやらせろ」という立法府からの意見と同じような意見がユーロ圏にもあるのですね。「各国政府にはEFSFをレバレッジする能力がある」と述べてドイツに全面的に期待していることも示しましたw
***
なにはともあれ,8年のお勤めお疲れ様でした。
10月6日にECBは政策金利を1.50%に据え置きました。金融市場の流動性の問題や欧州経済の不確実性と強い下振れリスクを考慮し,長期リファイナンスオペ(LTROs)の拡充と少なくとも2012年の7月10日まで続くリファイナンスオペ(MROs)の継続に加え,総額400億ユーロのカバードボンド購入プログラム(CBPP2)を発表しました。一部の予想と異なり利下げではなく緩和政策をバンバン行なってギリシャ危機を抑えこもうとする姿勢がわかります。8年の任期をこのまま今月末に無事に終えられ有終の美を飾ってほしいですのですが…まあ何とか逃げ切ったかな(^_^;)
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トリシェのECBとしてのささやかな抵抗は,救済基金である欧州金融安定ファシリティー(EFTF)を「ECBがレバレッジするのは適切ではない」と述べたことです。どこぞの国の「国債引き受けを中央銀行にやらせろ」という立法府からの意見と同じような意見がユーロ圏にもあるのですね。「各国政府にはEFSFをレバレッジする能力がある」と述べてドイツに全面的に期待していることも示しましたw
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なにはともあれ,8年のお勤めお疲れ様でした。
- EURO SELLER
- システムトレーダー兼中央銀行ウォッチャー



