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7月失業率は低下し,NFPも期待以上だが株価の回復は限定的…

Payrolls Rise, Jobless Rate Falls, Concerns Ease

7月非農業部門雇用者数: 117K (予想:85K,前回:18K,前回改定:46K)
7月失業率: 9.1% (予想:9.2%,前回:9.2%)

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7月の失業率は6月の9.2%から0.1%改善した上に,NFPは予想の85Kを上回りました。また,前月のNFPも約2.5倍に上方修正されて雇用統計もブレが多いことを証明してしまいました。せっかくのポジティブサプライズとも言える指標でしたが,今週は米国債の上限引き上げ法案可決後も米国債の格下げへの懸念が残り,円高・ドル安基調に加えて米国株式市場も2008年以来の週足での下落となっており,金曜日の経済指標では後から出されても効果は限定的というところです。一方,雇用統計自体は遅行指標なので来月のほうがさらに悪くなるかもしれませんので要注意です。

製造業: 2万4000人 (前回:1万1000人) ※久しぶりに多めの増加を記録
建設業: 8000人 (前回:-5000人) ※隔月ごとにプラスマイナス振動中
金融業: -4000人 (前回:-1万8000人) ※金融環境の不安定さを引きずる
リテール部門: 2万5900人 (前回:1万1200人) ※本格的な回復はここが頼りです
民間部門: 15万4000人 (前回:8万0000人) ※プロサービス・教育部門が回復
政府部門: -3万7000人 (前回:-3万4000人) ※政府部門は継続的にマイナス中

今回のポジティブサプライズの主因としては,6月に不調だったプロサービス・教育部門が大幅に回復したことと,リテール部門の回復が挙げられます。建設業や金融業には引き続き期待が持てません。一方,政府部門は連邦・地方政府ともどんどん人減らしの傾向が続いています。これでは自然と小さな政府になることは自明ですが,逆に言えばオバマ政権が資金供給以外の経済政策を何もできていないことの証拠でしょうか。

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