記事

2011年3月YTDヘッジファンド成績

今年も4月の後半を迎えましたので再び帰ってきました。2011年3月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。

【画像】

図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。エマージング市場ファンドがトップで好調なのとは対照的に,テクノロジーセクターファンドが3月になって急降下しています。震災関連でグローバル・サプライチェーンが不調になり,このセクターのセンチメントが悪化したのは想像に難くはありません。続いてヘルスケアセクターファンド,モーゲージ組成ファンド,オプション戦略ファンド,ロングオンリー戦略ファンドまでが上位5つです。一時的に先進国の製品需要が減ることなどを考えると今年の経済成長の牽引力はやはりエマージング市場なのでしょうね。今年の決算シーズンはあまりネガティブなものはないので4月には全般的に成績が上がるかもしれません。

次が,全セクターの3月までのYTDパフォーマンスの図2です。

リンク先を見る
5.56%:モーゲージ組成ファンド
5.37%:ヘルスケアセクターファンド
5.29%:エネルギーセクターファンド
4.74%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
3.96%:テクノロジーセクターファンド

3.24%:転換社債裁定ファンド
3.13%:ディストレスドファンド

2.71%:イベント主導型ファンド
2.50%:仕組み債非裁定ファンド
2.05%:仕組み債裁定ファンド
1.99%:オプション戦略ファンド
1.95%:ファイナンスセクターファンド
1.94%:ロングオンリー戦略ファンド
1.88%:バリュー投資ファンド
1.68%:資産賃貸ファンド
1.61%:企業合併裁定ファンド
1.54%:マルチ戦略ファンド
1.48%:ロング&ショート戦略ファンド
1.30%:スペシャル・シチュエーションファンド
0.91%:エマージング市場ファンド
0.79%:マーケットニュートラルファンド
0.21%:マクロファンド
-0.12%:CTA商品先物ファンド

-0.79%:レギュレーションD限定ファンド
-1.47%:統計的裁定ファンド
-5.36%:ショートバイアスファンド


1位はモーゲージ組成ファンドで,2位はヘルスケアセクターファンドがコンスタントな成績のために入りました。3位以下はエネルギーセクターファンド,スモール・マイクロ企業限定ファンド,テクノロジーセクターファンドの順で,テクノロジーセクターファンドは年初に収益を上げてからうまくポジション調整をして3月減益を最小限にしています。こういう姿勢は見習いたいですね。また成績の悪い方では,例年の風物詩になりましたがショートバイアスファンドの成績がダントツで悪く,為替や商品のCTA系のファンドもマイナスのままです。注目したいのは現在は中位レベルにいるロングオンリー戦略ファンドがこれから年全体でどの程度収益を上げてくるかです。

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。