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- 2011年04月11日 22:05
ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/04/11の週】
先週は木曜日にECBが予定通り利上げしたことに加えて,米議会が予算協議で合意に至っていないことから政府機関が閉鎖される可能性が生じたため,金曜日にユーロドルが急騰しました。一方,1か月経過しても日本は震災・原発に関する報道で明るい材料は見られず「悪い」円売りも進みました。つまりクロス円とくにユーロ円が吹き上がったということですね。(WTI)原油価格は108ドル台で始まり,木曜日あたりから一方的に上昇して113ドル台で週末を迎えました。金価格は1429ドル台で始まり,こちらもほとんど下落せずに一方的に上昇し1475ドル台で週末を迎えました。
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ドル円は,予想が85.80円-83.80円で,実際は85.511円-83.843円(終値84.835円)でした。上限は約30PIPSドル高方向の誤差で,下限はほぼピッタリの予測でした。先々週と同じく決してドルが強い状況ではなく円が全面安の動きです。それでも各通貨に対してある程度節目で止まるだけの相場の規律はあるようです。昨年9月12日および9月19日の85円台後半の高値には到達できませんでしたのでいったんは反転の動きが期待されます。上限については,85円台前半からの戻しが期待できるでしょう。一方,下限については先週の84円台に入ってからのロングポジションを投げさせるのには骨が折れると思われます。83円台後半からの根強いサポートが予想されるからです。よって,今週の上値は85.30円程度と予測し,下値は83.80円程度と予測します。
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ユーロドルは,予想が1.4350ドル-1.4150ドルで,実際は1.44647ドル-1.41506ドル(終値1.44551ドル)でした。上限は約110PIPSドル安方向に外し,下限はほぼピッタリの予測でした。米国側のイベントでここまでユーロが買われたのは意外でしたが,下値のサポートははっきりしており上値方向のみのブレークアウト狙いだったのでショートポジションを取らずに済みました。さすがに今週はユーロドルは充分な上昇で達成感を感じているので,上限については1.44ドル台後半までで失速すると思います。一方,下限については既にブレイクアウトした筋がサポートになりますので,1.43ドルジャストから1.43ドル台前半をサポートレベルと予測します。よって,今週の上値は1.4480ドル程度と予測し,下値は1.4320ドル程度と予測します。
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ドルスイスは,予想が0.9330フラン-0.9170フランで,実際は0.92945フラン-0.90897フラン(終値0.90912フラン)でした。上限は約40PIPSドル高方向の誤差で,下限は80PIPSドル高方向に外しました。ドルスイスを見ているとドルの弱さが際立ちます。それも下値圏で先週末を迎えているのでいったんは再度の0.90フラン割れを覚悟しないといけないと思います。下限については,0.89フラン台後半までの下落を見込んでおこうと思います。一方,上限についてはこのトレンドでは先週の高値を越えられないと考えられますので,0.92フラン台半ばでの失速が予想されます。よって,今週の上値は0.9250フラン程度と予測し,下値は0.8970フラン程度と予測します。
今週の予定としては,4月13日の水曜日の米3月小売売上高は前月と同じ程度の伸びだと思いますが,ユーロとフランの対ドルブレイクが狙われていますから特にネガティブサプライズには気をつけましょう。あと4月15日の金曜日の3月米消費者物価指数(CPI)はエネルギー以外は突出した上昇を期待できませんので今回もスルーでも良いのですが,予想外の上昇で利上げ期待が高まる可能性は気にしておきましょう。もちろんユーロとフランの対ドルブレイクが前提なら普通にロスカットレベルを決めておけばいいだけです。今週も決算発表シーズンスタートに加えて,原発・地震関連および中東・ユーロ方面のイベントリスクがあるので,機械的なロスカットは必然です。
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ドル円は,予想が85.80円-83.80円で,実際は85.511円-83.843円(終値84.835円)でした。上限は約30PIPSドル高方向の誤差で,下限はほぼピッタリの予測でした。先々週と同じく決してドルが強い状況ではなく円が全面安の動きです。それでも各通貨に対してある程度節目で止まるだけの相場の規律はあるようです。昨年9月12日および9月19日の85円台後半の高値には到達できませんでしたのでいったんは反転の動きが期待されます。上限については,85円台前半からの戻しが期待できるでしょう。一方,下限については先週の84円台に入ってからのロングポジションを投げさせるのには骨が折れると思われます。83円台後半からの根強いサポートが予想されるからです。よって,今週の上値は85.30円程度と予測し,下値は83.80円程度と予測します。
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ユーロドルは,予想が1.4350ドル-1.4150ドルで,実際は1.44647ドル-1.41506ドル(終値1.44551ドル)でした。上限は約110PIPSドル安方向に外し,下限はほぼピッタリの予測でした。米国側のイベントでここまでユーロが買われたのは意外でしたが,下値のサポートははっきりしており上値方向のみのブレークアウト狙いだったのでショートポジションを取らずに済みました。さすがに今週はユーロドルは充分な上昇で達成感を感じているので,上限については1.44ドル台後半までで失速すると思います。一方,下限については既にブレイクアウトした筋がサポートになりますので,1.43ドルジャストから1.43ドル台前半をサポートレベルと予測します。よって,今週の上値は1.4480ドル程度と予測し,下値は1.4320ドル程度と予測します。
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ドルスイスは,予想が0.9330フラン-0.9170フランで,実際は0.92945フラン-0.90897フラン(終値0.90912フラン)でした。上限は約40PIPSドル高方向の誤差で,下限は80PIPSドル高方向に外しました。ドルスイスを見ているとドルの弱さが際立ちます。それも下値圏で先週末を迎えているのでいったんは再度の0.90フラン割れを覚悟しないといけないと思います。下限については,0.89フラン台後半までの下落を見込んでおこうと思います。一方,上限についてはこのトレンドでは先週の高値を越えられないと考えられますので,0.92フラン台半ばでの失速が予想されます。よって,今週の上値は0.9250フラン程度と予測し,下値は0.8970フラン程度と予測します。
今週の予定としては,4月13日の水曜日の米3月小売売上高は前月と同じ程度の伸びだと思いますが,ユーロとフランの対ドルブレイクが狙われていますから特にネガティブサプライズには気をつけましょう。あと4月15日の金曜日の3月米消費者物価指数(CPI)はエネルギー以外は突出した上昇を期待できませんので今回もスルーでも良いのですが,予想外の上昇で利上げ期待が高まる可能性は気にしておきましょう。もちろんユーロとフランの対ドルブレイクが前提なら普通にロスカットレベルを決めておけばいいだけです。今週も決算発表シーズンスタートに加えて,原発・地震関連および中東・ユーロ方面のイベントリスクがあるので,機械的なロスカットは必然です。
- EURO SELLER
- システムトレーダー兼中央銀行ウォッチャー



