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Jフロント、16年2月期業績予想を上方修正 訪日客・富裕層が寄与

[東京 6日 ロイター] - J.フロント リテイリング <3086.T>は6日、2016年2月期業績予想を上方修正した。訪日外国人によるインバウンド需要が高水準で続いていることや富裕層の消費拡大が寄与した。

ただ、インバウンドを除く国内消費に強さはみられず、通期予想には上期(3―8月期)の上振れを反映させたものの、下期の見通しはほぼ維持している。

下期を慎重にみている理由について、山本良一社長は会見で「所得が2極化する中で、消費の2極化も顕著になってきた。外商の売上高はコンスタントに伸びているが、ボリュームゾーンは非常に厳しい」と述べた。そのうえで「世界経済の先行き不透明感や国内消費の2極化、地方景気の回復の遅れを踏まえ、楽観ムードに流されず慎重にみる」とした。

通期の連結売上高は1兆1770億円から前年比2.7%増の1兆1800億円に、営業利益予想は450億円から前年比11.5%増の470億円に引き上げた。6年連続の増益で、過去最高益の更新を見込む。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト11人の営業利益予測の平均値は468億円となっている。

一方、当期利益は25億円引き下げ、前年比27.7%増の255億円とした。大丸心斎橋店の建て替えや千葉パルコの撤退費用を特別損失に計上したため。

年間配当は1円増配して26円を計画。増配は5年連続となる。

<インバウンド増加の基調に変化なし>

大丸松坂屋の主要9店舗の3―8月期の免税売上高は181億円、売上高シェアは5.5%となった。上期の上振れを受け、16年2月期の免税売上高計画を期初計画の250億円から350億円に引き上げた。

中国経済の成長鈍化がインバウンド消費に影響を及ぼすことが懸念されるが、10月1―5日の免税売上高は前年同期比92%増と大きく伸びているという。

山本社長は「流れは急に変わらない」と述べ、引き続き増加基調をたどるとの見方を示した。

*カテゴリーを追加して再送します。

(清水律子)

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