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天才探し 例えば、ザック・ワイルドと清水昭男の場合

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地元のカフェで買ったアイスコーヒーを研究室で飲みつつ、ふと考えたこと。

「天才」ということについて考えた。

「天才探し」という言葉を思い出した。

このブログを、たまに読んでいる。
「天才探しの日々、Season2」
ユニバーサル・ミュージックの音楽プロデューサーのブログである。

「天才探し」かあ。

もっと言うと、「天才」かあ。

新卒採用の研究をしている。求める人材がいくら高度化しようとも、日本企業の新卒採用の多くは「天才探し」ではない。新卒採用という行為そのものが、未完成で未経験の若者の可能性にかける行為だからだ。もちろん、ウェブエンジニアやコンサルタントなど、一部の企業の一部の職種では「天才探し」と化している部分はあるが。あるいは、100人取るとして、そのうちの1~2割は天才肌の人を採ろうという企業はあったりはするが。

「天才」という言葉をいつ知ったかについて考えた。たぶん、幼少期の地元のガキ同士の会話だと思う。勉強ができる、頭の回転が速いとか、要するに「頭脳」を使う部分での能力が高いことを、とりあえず「天才」と呼んでいたように思う。

ただ、それは今思うと、相対的にその時点で賢かっただけであって、「天才」という言葉の正しい意味とはちょっと違う。

「天才」は「天才」なのだ。

天性の才能の持ち主であるわけだ。

日本人が普段の会話で言う「天才」はたいていは「秀才」くらいである。

時にそういう人は理解不能だったりするし、他との調和を拒むことがある。

リクルートの創業者である故・江副浩正はこう言った。
10代・20代で名を残す
アーティスト、名選手は多い。
しかし、10代・20代で名を馳せた
経営者はいない。
江副浩正
彼の語録でいうと
「自ら機会を創りだし、機会によって自らを変えよ」
が有名だし、この言葉はOB・OGの多くが引用し、未だに会社から配られたプレートや、中には自ら作ったプレートを机の上に置いていたりするが、なんというか、ロックを聴き、プロレスにハマり、左翼な読書生活を送り、反権力・反体制・反社会をモットーに10代を過ごした身としては、この言葉を安易に語るOB・OGにはクビを傾げてしまうわけで。

この言葉よりも、前者の方が、私には馴染む、馴染む、実に馴染むのだ。

ただ、逆に言うならばアーチスト、名選手には天才という人はいるわけだ。

天才探しをしている人は、何をしているのだろう。

そういう興味から、「天才探しの日々、Season2」というブログを読んでいたりする。

個人的に日常的に興味関心を持っているのは、「この人をどうやって探したんだろう」ということである。身近な話で言うならば、企業などで活躍している天才肌の人は、誰に見出され、どのように口説かれて入ったのだろうかということである。

その才能を探しだし、口説き落とすというのはスゴイことだと思うのだ。

いや、でも、ミーハーな根性と合わせて言うならば、スポーツチームや、バンドがどうやってその選手やミュージシャンを探しだしたのかに興味を持っている。

いきなり、趣味のロックの話になるが10代の頃からずっと興味があったのは
・なぜ、ギタリストのザック・ワイルドは若干19歳にしてオジー・オズボーンの目に止まったのか(なぜ、オジーはザックの才能を見出したのか)
・なぜ、アンセムの柴田直人は、若干20歳の当時大学生だった清水昭男を探しだすことができたのか
という問いである。

ザック・ワイルドはオジーにテープを送ったそうで。清水昭男は知人の紹介でオーディションに参加したそうで。

二人とも天才であることは間違いない。なんせ、屈指の腕だし、作曲能力も極めて高いと思う。ステージパフォーマンスもだ。

わかりやすい天才だったのか、何か可能性を感じたのか。

きっと前者だったのだと思うが、この若い人にかけてみようと思うほどの天才的な能力とは何だろう。

その天才を引き寄せるミュージシャン、バンドでもあったわけで。

ただ、「天才」ではあっても「未完成」の可能性にかけるという部分はあったのではないだろうか。

うーん。

自分の興味関心は、普通の人の働き方ということにあるのだけど、たまにこういう「天才探し」のことが気になってしまう。

頭の片隅においておいて、日々こういう「採用物語」の事例を集め、考察することにしよう。

うん。

画像を見るエヴァンゲリオン化する社会 (日経プレミアシリーズ) [新書]
常見 陽平
日本経済新聞出版社
2015-10-09

最新作も「選ばれし者」に関する考察をしている。ぜひ読んでね。

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