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- 2011年03月14日 04:09
ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2011/03/14の週】(休むのも相場)
まず最初に先週の金曜日に起きた東北大震災で亡くなられた方に心から哀悼の意を表わすとともに被災地の皆さんの一刻も早い救出を願いたいと思います。人の命の前には相場の予測も経済指標の分析も全く無力です。2002年の9.11テロの後にNYSEが4日間も休みだったのは単に市場の混乱を避けるためだったのかもしれませんが,私個人としては市場の流動性を保つより,相場の喧騒を離れて人の命の尊さを考える機会と再び立ち上がって冷静さを取り戻す機会を人々に与えたNYSEの英断として評価したいと思います。個人的には14日は暴落を引き起こすくらいならTSEも休みにすればいいのにと感じています。
今週は私はトレードもしませんし,為替の予測もあまりしたくありません。淡々と先週を振り返りますので,どうか自分の信ずるところで行動してください。(WTI)原油価格は105ドル台で始まり,一時107ドル台直下まで上昇しましたが木曜日から下落し金曜日の大地震以降はいったんは100ドルも割りながら100ドル台で週末を迎えました。金価格は1431ドル台で始まり,一時1444ドルの最高値をつけた後に続落して1417ドル台で週末を迎えました。
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ドル円は,予想が82.80円-81.80円で,実際は83.285円-81.644円(終値81.878円)でした。上限は約50PIPSドル高方向の誤差で,下限は約20PIPSドル高方向の誤差でした。大地震のあった金曜日の高値と安値が週の高値と安値になっています。週前半が小動きで一気にボラが拡大したもののそれなりのレンジ相場に収まったというところでしょうか。震災後の経済的打撃から日本のGDPはある程度の下方修正を余儀なくされると予想されますので,デフレ継続が懸念されてレンジの範囲で円高に相場が動いたと考えられます。
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ユーロドルは,予想が1.4050ドル-1.3850ドルで,実際は1.40352ドル-1.37513ドル(終値1.39014ドル)でした。上限は約15PIPSドル安方向の誤差で,下限は約100PIPSドル安方向に外しました。基本的には週の初めのユーロ高が修正されて推移しましたが,大地震のあった金曜日にドル円が円高になったのと連動してユーロが盛り返していきました。ユーロドルが盛り返したもう1つの理由はトリシェ総裁がいつかは利上げせざるを得ないと発言したことからかもしれません。こちらも思ったより下限が低かったことを除けば上限がはっきりしているレンジの範囲と言えそうです。
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ドルスイスは,予想が0.9290フラン-0.9150フランで,実際は0.93678フラン-0.92350フラン(終値0.92913フラン)でした。上限は約80PIPSドル安方向に外し,下限は約85PIPSドル安方向に外しました。値幅はほぼ同じでしたが全体としてフラン高を予想し過ぎました。金価格が下落したことと連動して3週連続のドルスイスの最安値更新は免れる結果となりました。つまり下値を探る展開から以前につけたレートでのレンジ相場にいったん収まったと言えるでしょう。
今週の予定としては,3月14日の月曜日に日銀政策金利の発表がありますが14日朝に大量の資金供給する用意があると白川日銀総裁が事前発言しています。3月16日の水曜日にはFRBの政策金利発表があります。リビアの内戦も継続してはいるものの,世界の注目は震災後の人命救助と日本の復興プランに向けられるでしょう。計画停電の予定も発表されていますので,節電に努めながらじっくりとその他のマクロを見極める週にしたいと思います。
今週は私はトレードもしませんし,為替の予測もあまりしたくありません。淡々と先週を振り返りますので,どうか自分の信ずるところで行動してください。(WTI)原油価格は105ドル台で始まり,一時107ドル台直下まで上昇しましたが木曜日から下落し金曜日の大地震以降はいったんは100ドルも割りながら100ドル台で週末を迎えました。金価格は1431ドル台で始まり,一時1444ドルの最高値をつけた後に続落して1417ドル台で週末を迎えました。
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ドル円は,予想が82.80円-81.80円で,実際は83.285円-81.644円(終値81.878円)でした。上限は約50PIPSドル高方向の誤差で,下限は約20PIPSドル高方向の誤差でした。大地震のあった金曜日の高値と安値が週の高値と安値になっています。週前半が小動きで一気にボラが拡大したもののそれなりのレンジ相場に収まったというところでしょうか。震災後の経済的打撃から日本のGDPはある程度の下方修正を余儀なくされると予想されますので,デフレ継続が懸念されてレンジの範囲で円高に相場が動いたと考えられます。
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ユーロドルは,予想が1.4050ドル-1.3850ドルで,実際は1.40352ドル-1.37513ドル(終値1.39014ドル)でした。上限は約15PIPSドル安方向の誤差で,下限は約100PIPSドル安方向に外しました。基本的には週の初めのユーロ高が修正されて推移しましたが,大地震のあった金曜日にドル円が円高になったのと連動してユーロが盛り返していきました。ユーロドルが盛り返したもう1つの理由はトリシェ総裁がいつかは利上げせざるを得ないと発言したことからかもしれません。こちらも思ったより下限が低かったことを除けば上限がはっきりしているレンジの範囲と言えそうです。
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ドルスイスは,予想が0.9290フラン-0.9150フランで,実際は0.93678フラン-0.92350フラン(終値0.92913フラン)でした。上限は約80PIPSドル安方向に外し,下限は約85PIPSドル安方向に外しました。値幅はほぼ同じでしたが全体としてフラン高を予想し過ぎました。金価格が下落したことと連動して3週連続のドルスイスの最安値更新は免れる結果となりました。つまり下値を探る展開から以前につけたレートでのレンジ相場にいったん収まったと言えるでしょう。
今週の予定としては,3月14日の月曜日に日銀政策金利の発表がありますが14日朝に大量の資金供給する用意があると白川日銀総裁が事前発言しています。3月16日の水曜日にはFRBの政策金利発表があります。リビアの内戦も継続してはいるものの,世界の注目は震災後の人命救助と日本の復興プランに向けられるでしょう。計画停電の予定も発表されていますので,節電に努めながらじっくりとその他のマクロを見極める週にしたいと思います。
- EURO SELLER
- システムトレーダー兼中央銀行ウォッチャー



