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- 2010年12月27日 05:07
2010年11月YTDヘッジファンド成績
12月の後半を迎えましたので,2010年11月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。
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図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。11月は10月の収益ダウンが顕著になっています。とりわけテクノロジーセクターファンドが-2.5%程度のマイナスに転じました。一方,エネルギーセクターファンドはプラスを維持し1位になりました。また,2位から4位はモーゲージ組成ファンド,オプション戦略ファンド,ロング&ショート戦略ファンドの順でした。11月上旬から下旬にかけて株式市場は下落していますのでにロングオンリー戦略ファンドの収益がほぼゼロになりました。
次が,全セクターの11月までのYTDパフォーマンスの図2です。
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21.39%:モーゲージ組成ファンド
17.01%:テクノロジーセクターファンド
16.61%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
14.19%:バリュー投資ファンド
14.05%:エネルギーセクターファンド
12.14%:エマージング市場ファンド
11.88%:ディストレスドファンド
11.26%:スペシャル・シチュエーションファンド
11.24%:転換社債裁定ファンド
10.54%:仕組み債非裁定ファンド
10.19%:ロングオンリー戦略ファンド
10.09%:仕組み債裁定ファンド
9.31%:イベント主導型ファンド
8.56%:オプション戦略ファンド
6.37%:マクロファンド
6.36%:ロング&ショート戦略ファンド
5.39%:企業合併裁定ファンド
5.04%:マルチ戦略ファンド
4.90%:レギュレーションD限定ファンド
4.43%:CTA商品先物ファンド
3.68%:ヘルスケアセクターファンド
3.37%:マーケットニュートラルファンド
2.48%:資産賃貸ファンド
1.63%:ファイナンスセクターファンド
0.96%:統計的裁定ファンド
0.00%:資本構成裁定ファンド
0.00%:マーケットタイマーファンド
0.00%:その他の裁定ファンド
0.00%:短期トレードファンド
-11.27%:ショートバイアスファンド
ついに1位はモーゲージ組成ファンドが逆転し,好調さを持続していたテクノロジーセクターファンドが11月の収益ダウンで2位に落ちました。3位と4位のスモール・マイクロ企業限定ファンド,バリュー投資ファンドは変化がありませんが,5位はエネルギーセクターファンドがエマージング市場ファンドを逆転しました。またショートバイアスファンドの損失は-10%を越すこととなりました。
上位5つを見てみると,今年の経済状況を象徴するような順位となりました。
■ iPadに代表されるような情報端末やスマートフォン市場は関連部品も含めて好調だった。→テクノロジーセクターファンドの成績はとても良かった。
■ 2009年に株式市場の底は脱しているので大企業の株価上昇余地は限定的だった。→スモール・マイクロ市場に投資したファンドの成績が良かった。
■ 雇用が回復していない現状ではレイオフ等で企業がスリムになることから収益は達成されている。→企業成長ではなく資産評価によるバリュー投資ファンドの成績も良かった。
■ エネルギー資産価格は上昇を続け,また新興国の経済成長が引き続き世界経済を牽引している。→エネルギーセクターおよび新興市場志向のファンドの好調さも変わっていない。
こういう市場の傾向を是非リアルタイムに意識できるようになりたいものです。
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図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。11月は10月の収益ダウンが顕著になっています。とりわけテクノロジーセクターファンドが-2.5%程度のマイナスに転じました。一方,エネルギーセクターファンドはプラスを維持し1位になりました。また,2位から4位はモーゲージ組成ファンド,オプション戦略ファンド,ロング&ショート戦略ファンドの順でした。11月上旬から下旬にかけて株式市場は下落していますのでにロングオンリー戦略ファンドの収益がほぼゼロになりました。
次が,全セクターの11月までのYTDパフォーマンスの図2です。
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21.39%:モーゲージ組成ファンド
17.01%:テクノロジーセクターファンド
16.61%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
14.19%:バリュー投資ファンド
14.05%:エネルギーセクターファンド
12.14%:エマージング市場ファンド
11.88%:ディストレスドファンド
11.26%:スペシャル・シチュエーションファンド
11.24%:転換社債裁定ファンド
10.54%:仕組み債非裁定ファンド
10.19%:ロングオンリー戦略ファンド
10.09%:仕組み債裁定ファンド
9.31%:イベント主導型ファンド
8.56%:オプション戦略ファンド
6.37%:マクロファンド
6.36%:ロング&ショート戦略ファンド
5.39%:企業合併裁定ファンド
5.04%:マルチ戦略ファンド
4.90%:レギュレーションD限定ファンド
4.43%:CTA商品先物ファンド
3.68%:ヘルスケアセクターファンド
3.37%:マーケットニュートラルファンド
2.48%:資産賃貸ファンド
1.63%:ファイナンスセクターファンド
0.96%:統計的裁定ファンド
0.00%:資本構成裁定ファンド
0.00%:マーケットタイマーファンド
0.00%:その他の裁定ファンド
0.00%:短期トレードファンド
-11.27%:ショートバイアスファンド
ついに1位はモーゲージ組成ファンドが逆転し,好調さを持続していたテクノロジーセクターファンドが11月の収益ダウンで2位に落ちました。3位と4位のスモール・マイクロ企業限定ファンド,バリュー投資ファンドは変化がありませんが,5位はエネルギーセクターファンドがエマージング市場ファンドを逆転しました。またショートバイアスファンドの損失は-10%を越すこととなりました。
上位5つを見てみると,今年の経済状況を象徴するような順位となりました。
■ iPadに代表されるような情報端末やスマートフォン市場は関連部品も含めて好調だった。→テクノロジーセクターファンドの成績はとても良かった。
■ 2009年に株式市場の底は脱しているので大企業の株価上昇余地は限定的だった。→スモール・マイクロ市場に投資したファンドの成績が良かった。
■ 雇用が回復していない現状ではレイオフ等で企業がスリムになることから収益は達成されている。→企業成長ではなく資産評価によるバリュー投資ファンドの成績も良かった。
■ エネルギー資産価格は上昇を続け,また新興国の経済成長が引き続き世界経済を牽引している。→エネルギーセクターおよび新興市場志向のファンドの好調さも変わっていない。
こういう市場の傾向を是非リアルタイムに意識できるようになりたいものです。
- EURO SELLER
- システムトレーダー兼中央銀行ウォッチャー



