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- 2010年12月20日 23:55
ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【2010/12/20の週】
先週は米経済指標が堅調でしたので月曜日を除くと比較的ドルは堅調でした。米株式相場では12月に入ってからは強気相場が続いており,一方で債券相場も12月はステープ化がハッキリしています。FOMCも前回の継続だったため当面は住宅市場と雇用市場を注視する姿勢は変えなくてよいでしょう。やはり次に大きなイベントが起きるとしたら欧州方面でしょうか。原油価格は87ドル台で始まり,基本的には今週は89ドル台と86ドル台の大きなボラのない単振動の相場で88ドル台で週末を迎えました。一方,金価格は1386ドル台で始まり,週前半は1408ドル台までなんとか上昇したもののそこから急落して1375ドル台で週末を迎えました。
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ドル円は,予想が84.30円-82.30円で,実際は84.500円-82.830円(終値83.855円)でした。上限は約20PIPSドル安方向の誤差で,下限は約50PIPSドル安方向の誤差でした。朝鮮半島の軍事的緊張のための地政学リスクとしてドルが買われるのかあるいは日本政治の混乱の極みのために円を買う要素がないのかひところの円高の勢いはありません。先週の82円台はとてもしっかりしていました。今週も81円台は難しいでしょうから,下限については,今週も82円台半ばを下限としておきます。一方,上限については84円台の滞留も4週目になりましたから今週は久々に85円直近まで上昇すると思います。よって,今週の上値は84.90円程度と予測し,下値は82.50円程度と予測します。
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ユーロドルは,予想が1.3490ドル-1.3180ドルで,実際は1.34973ドル-1.31324ドル(終値1.31837ドル)でした。上限は約20PIPSドル安方向の誤差で,下限は約50PIPSドル安方向の誤差でした。有事のドル買いの意味だけでなく,欧州方面の年末のドルの逼迫は毎年のことなので,直ちに1.30ドルの大台割れまでは期待しませんが,今週か来週にはもう一度1.30ドル台への下落は期待できそうです。下限については,この1.30ドル台半ばを予想します。一方,上限については先週の1.34ドル台越えは遠い彼方で1.33ドル前半まで行けば十分な上昇でしょう。よって,今週の上値は1.3330ドル程度と予測し,下値は1.3050ドル程度と予測します。
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ドルスイスは,予想が0.9880フラン-0.9530フランで,実際は0.98500フラン-0.95568フラン(終値0.96996フラン)でした。上限は約30PIPSドル高方向の誤差で,下限は約30PIPSドル安方向の誤差でした。ユーロや円と比べているのでドルが堅調と思えますが対フランではドルは下落気味なのですね。今週も3週連続でパリティ越えは難しそうです。せっかく0.98フラン台半ばを越えたにも関わらず月曜日の高値では先が続きません。上限については,今週は0.98フラン台前半で戻り売りの抵抗で失速するでしょう。一方,下限については先週0.95フラン台半ばで止まった実績を尊重して今週も多少引き上げる程度の0.95フラン台後半でのサポートを予想します。よって,今週の上値は0.9830フラン程度と予測し,下値は0.9570フラン程度と予測します。
今週の予定としては,12月21日の火曜日には日銀政策金利がありますが,当然のように金利は据え置きとしてもこのところの日銀短観も先行きが良くなかったので下ブレリスクにどれほど記者会見で言及されるかが気になります。また,12月23日の木曜日の耐久財受注が先週のフィラデルフィア連銀景況指数から考えるとちょっと上ブレするのではないかと期待もしています。とは言え,もうクリスマス休暇シーズンですので,今週は休んで2011年に備えるほうが良いかと思います。
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ドル円は,予想が84.30円-82.30円で,実際は84.500円-82.830円(終値83.855円)でした。上限は約20PIPSドル安方向の誤差で,下限は約50PIPSドル安方向の誤差でした。朝鮮半島の軍事的緊張のための地政学リスクとしてドルが買われるのかあるいは日本政治の混乱の極みのために円を買う要素がないのかひところの円高の勢いはありません。先週の82円台はとてもしっかりしていました。今週も81円台は難しいでしょうから,下限については,今週も82円台半ばを下限としておきます。一方,上限については84円台の滞留も4週目になりましたから今週は久々に85円直近まで上昇すると思います。よって,今週の上値は84.90円程度と予測し,下値は82.50円程度と予測します。
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ユーロドルは,予想が1.3490ドル-1.3180ドルで,実際は1.34973ドル-1.31324ドル(終値1.31837ドル)でした。上限は約20PIPSドル安方向の誤差で,下限は約50PIPSドル安方向の誤差でした。有事のドル買いの意味だけでなく,欧州方面の年末のドルの逼迫は毎年のことなので,直ちに1.30ドルの大台割れまでは期待しませんが,今週か来週にはもう一度1.30ドル台への下落は期待できそうです。下限については,この1.30ドル台半ばを予想します。一方,上限については先週の1.34ドル台越えは遠い彼方で1.33ドル前半まで行けば十分な上昇でしょう。よって,今週の上値は1.3330ドル程度と予測し,下値は1.3050ドル程度と予測します。
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ドルスイスは,予想が0.9880フラン-0.9530フランで,実際は0.98500フラン-0.95568フラン(終値0.96996フラン)でした。上限は約30PIPSドル高方向の誤差で,下限は約30PIPSドル安方向の誤差でした。ユーロや円と比べているのでドルが堅調と思えますが対フランではドルは下落気味なのですね。今週も3週連続でパリティ越えは難しそうです。せっかく0.98フラン台半ばを越えたにも関わらず月曜日の高値では先が続きません。上限については,今週は0.98フラン台前半で戻り売りの抵抗で失速するでしょう。一方,下限については先週0.95フラン台半ばで止まった実績を尊重して今週も多少引き上げる程度の0.95フラン台後半でのサポートを予想します。よって,今週の上値は0.9830フラン程度と予測し,下値は0.9570フラン程度と予測します。
今週の予定としては,12月21日の火曜日には日銀政策金利がありますが,当然のように金利は据え置きとしてもこのところの日銀短観も先行きが良くなかったので下ブレリスクにどれほど記者会見で言及されるかが気になります。また,12月23日の木曜日の耐久財受注が先週のフィラデルフィア連銀景況指数から考えるとちょっと上ブレするのではないかと期待もしています。とは言え,もうクリスマス休暇シーズンですので,今週は休んで2011年に備えるほうが良いかと思います。
- EURO SELLER
- システムトレーダー兼中央銀行ウォッチャー



