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SEALDs奥田氏「発言する自由を大切にしたい」

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奥田愛基氏。きょうは一参加者として声を上げた。=2日夕、日比谷 写真:筆者=

 戦争法案反対デモを引っ張ってきた学生リーダーは負けていなかった。

 殺害予告の脅迫状を送りつけられたSEALDsの創立メンバー、奥田愛基さん(明治学院大学4年生=23歳)が、今夕催された反安倍政権デモに参加した。

 「めげてないね?」と声をかけると、奥田氏は「しぶとくやるしかないっすからね」と淡々と答えた。

 事件を考慮して今夕はサウンドカーに上がらなかった。脅迫事件から間もないことから奥田氏の参加を危ぶむ声もあった。

 デモ隊の中にいる奥田氏を見つけた人は「頑張ってね」と声をかけたり、握手をしたりした。

 奥田氏はデモ行進しながら田中龍作ジャーナルのインタビューに答えた(太字が奥田氏のコメント)―

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ガード下の赤ちょうちんで飲む酔客の横を通り過ぎるデモ隊。政治に無関心な人々の耳に1万5千人のシュプレヒコールはどう響いたのだろうか。=2日夕、新橋 写真:筆者=

 「生活格差が広がり、安保以外にもこの社会で生きていることに不満がある」としたうえで「発言する自由を大切にしたい」と語った。

 安倍政権による世紀の愚策にNOと言ったため、脅迫状を送り付けられたのでは、言論も何もあったものではない。

 その目はサウンドカーの上でスピーチする、弟分の高校生を見つめていた。

 「『若いから凄い』ではなく(行動を)見てほしい」。奥田氏は強調する。

 雨が降りしきる国会前、新宿伊勢丹前。老いも若きも、男も女も、共産党員も創価学会員も「戦争法案ゼッタイ反対」「安倍は辞めろ」と声を一つにした。

 強力な磁場を作ったのはSEALDsだった。

 「若者を(政治に)無関心にしたのは大人たち。オレたちだって考えているわけ」。

 おまかせ民主主義。大人たちが政治を放っておいたツケが若者たちに回っている。奥田氏らはそれを可視化してくれた。

     ~終わり~

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