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とはいっても増税は今後もつらいだろう

少し前に「消費税増税やむなしだし軽減税率なんて必要ない 」という趣旨の記事を書いた。まあ、以前から主張している通り。理想論である。消費税増税すればおそらくまた無駄な支出に使われるだろう。それが政府というものであり、またそれを欲するのが現在の日本国民(自分も含めて)のレベルである。残念ながら。

だから、本当は増税なんかしなくていい。もっともっと金をばらまいてさっさと財政破たんして一から出直したほうがいいというのが本音でもある。そういう意味ではアベノミクス(?)万歳でもある。

という前置きは置いておいて…。先日このような記事を見つけた。
悲鳴!実質手取り額はこんなに減っている 共働き、片働きなどを年収別に徹底比較〈AERA〉

世帯年収1千万円の共働き世帯(夫婦ともに年収500万円、3歳以上中学生以下の子ども2人)では、11年から15年にかけて実質可処分所得が36.7万 円減る。消費税率が通年で10%になる18年には、減少額は約50万円に達する。仮に11年の段階で家計収支がトントンの家庭が同じ生活を続けると、収入 が増えない限り7年後には年間約50万円の赤字に転落する計算だ。(ヤフーニュースより引用)
記事内のグラフも見てほしいが…。そもそも賃金が上がらないのも大きな原因ではあるが、それ以上に増税がやはり生活が苦しくなっているもう一つの重要な原因なんだなあと改めて思った次第。

そんな状態なのだから…。増税なんかしたらとんでもないことになる。見送らないと…。という人も多いだろう。実際に生活が苦しいから、か。それとも日本の将来を案じてのことかはわからない。

だが、増税を先送りにすればするほどに日本の財政はますます破たんが近づいてくるわけだ。そして破たんが近づけば近づくほど将来の年金への不安から多くの人は消費を控えることになる。あるいは少しでも子供や孫に財産を残そうとする人も増えるだろうし、富裕層は海外に資産を移すだろう。

じゃあ、早く増税しないとと増税すると足元の経済成長は減速する。増税の負担感がさらに増し国民の生活はさらに苦しくなっていく。増税分がきっちりと財政再建に活用されればいいが、おそらく時間がたてば何かに理由をつけてまた財政支出が拡大する可能性は十分にあるだろう。

以前から書いているように日本経済はマイナス成長が常態化する可能性が高い。マイナス成長が実力なのだと受け入れられればいいがおそらくそんなわけはないから今後は増税→成長が落ち込んで財政出動が繰り返される可能性は高いだろう。財政出動をしてもたいして経済が成長しないのはアベノミクスとやらで十分に証明済み…。

増税してもしなくても日本の将来は明るくない。今の増税は足元の生活をさらに困窮させる。だが、今さえ良ければ…となれるほど人間はバカではないので増税の先送りは将来の不安感を増大させる。どっちに転んでも金銭的な意味での余裕のある生活は多くの国民にとっては今後得られないとしか考えられないのは僕だけではないだろう。

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