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VW不正問題、販売への影響や戦略変更ない=BMW日本法人社長

[東京 25日 ロイター] - 独BMW<BMWG.DE>日本法人のペーター・クロンシュナーブル社長は25日の新車発表会で、独フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>が欧米でディーゼル車の排ガス規制を不正に逃れていた問題に関連し、BMWの販売への影響は「現時点では見られていない」と述べ、今後も「影響が及ぶとは考えていない」と語った。

BMWは日本市場で輸入車メーカーとしては一番多くディーゼル車を販売している。

同社長は「BMWは世界のどの場所でも、排ガス規制を順守している」と指摘、今後の戦略や新車投入のスケジュールに変更も「全くない」と強調した。BMWのクリーンディーゼルエンジンには先進技術が導入されており「全く心配していない」と語り、今後も「さらに性能が再評価され、販売が広がればうれしい」と期待を込めた。

VWの問題発覚を受けて、独オートビルト誌がBMWのディーゼル車「X3」も道路走行時の窒素酸化物(NOx)が欧州基準値の11倍超だったなどと報じたが、BMWはこの報道を否定する声明を発表した。

一方、VW日本法人は来年2月に投入を計画していたディーゼル車の発売時期の見直しを検討している。同社広報によると、投入を予定していた新型車のディーゼルエンジンは不正が発覚したものとは異なる新型で規制を満たしているが、投入時期は「状況を見ながら検討する」という。VWは問題のディーゼル車を日本で正規に販売していない。

<国交省、不正ないか確認へ>

国土交通省は現在、VW日本法人に対し聞き取り調査に入っており、状況が把握でき次第、適切な対応を検討する方針だ。同省によると、個人が米国などから輸入して日本に持ち込んでいるVWのディーゼル車が約230台あるという。また、VWの状況を精査しつつ、今後、国内外の他の自動車メーカーでも同様の不正がないか報告を求めることにしている。

*内容を追加します。

(白木真紀 編集:山川薫)

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