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政治資金規正法違反 告発から5カ月/下村文科相の資金集めパーティー “透明度”わずか0.9%/任意団体の地方博友会が“協力”

 政治団体の届け出をせず、政治資金集めをしたとして、政治資金規正法違反で告発されている下村博文・文部科学相(衆院東京11区)の「博友会」疑惑。告発が受理されてから5カ月がすぎましたが、東京都選挙管理委員会に政治団体の届け出をしている「博友会」(以下全国博友会)が地方の博友会の協力も得て開いた政治資金集めパーティーで、購入者がわかっている、いわゆる“透明度”が0・9%にすぎないことが、本紙の調べでわかりました。

 全国博友会は、下村氏が自民党都議時代の1992年に設立され、同氏を支援してきた政治団体です。その後、出身地の群馬はじめ、近畿、東北、中四国、中部などにつくられた博友会の中核的組織です。

 「博友会」が、全国で八つになったことを“祝賀”して「全国合同博友会記念パーティー」が開催された2006年以降の全国博友会の政治資金収支報告書を調べてみると、「講演会」は毎年5~7回開催されています。一晩で巨額資金を集める大規模パーティーは、「全国合同博友会パーティー」や「出版記念パーティー」「セミナー」といった名目で、ほぼ毎年1回、開いています。(表参照)

 2006~13年の大規模パーティーの収入総額は、9116万9542円にのぼりますが、報告書に記載が求められる20万円超の購入者は、13年に群馬県高崎市の建設会社30万円と日本医師連盟の50万円のみ。透明度はわずか0・9%です。講演会は計47回開かれ、計4255万円を集めていますが、透明度はゼロ。

 下村氏の政務秘書官が作成し、ことし2月13日に地方の博友会幹部に配布した「全国博友会後援会のご協力内容」という資料によると、全国博友会の大規模パーティーは、地方の博友会が協力していることが浮かび上がってきます。

 たとえば、同資料の「2014年活動報告」には、「10月14日(火) 全国博友会合同パーティー 東京プリンスホテルプロビデンスホール」とあります。同じく「2015年活動計画」には、「10月13日(火) 全国博友会合同パーティー 東京プリンスホテルプロビデンスホール」と予定が記載されています。

 同時に配布された「ご協力状況」という表には、地方博友会ごとに、「全国合同博友会パーティー(枚)」とあり、12~14年の参加者数が具体的に書かれています。

 任意の団体で、政治資金の収支について報告義務のない地方博友会が、どれだけのパーティー券を販売し、全国博友会にどれほど“上納”しているのか、裏金に回ったことはないのか―。下村氏には、説明責任があります。 (藤沢忠明)

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