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米国株式市場は下落、弱い中国指標が圧迫

[ニューヨーク 14日 ロイター] -

米国株式市場は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見ムードが強まったうえ、弱い中国指標をめぐる懸念が重しとなった。

ダウ工業株30種<.DJI>は62.13ドル(0.38%)安の1万6370.96ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は16.58ポイント(0.34%)安の4805.76。

S&P総合500種<.SPX>は8.02ポイント(0.41%)安の1953.03。

米株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)が17日にFOMCの結果を発表するまで変動の大きい展開が続きそうだ。

ガイドストーン・ファンズのグローバル・インベストメント・ストラテジストのデービッド・スピカ氏は「相場が上がるか下がるか、まったく確信が持てない。だれもがFRBの発表待ちだ」と指摘、FRBも態度を決めかねているとの見方を示した。

その上で「市場はボラティリティが高まっており、米経済指標の内容も強弱まちまちで、FRBがどう動きそうかをつかむのは非常に難しい」とした。

アナリストを対象とした先週のロイター調査では9月利上げの予想が半数をわずかに上回ったが、プライマリーディーラーを対象とした調査では利上げ時期は12月との予想が優勢だった。一方、短期金融市場のトレーダーは9月利上げの確率は25%しかないとみている。

中国の8月の鉱工業生産と1─8月の固定資産投資が市場予想を下回ったことも相場の重しになった。指標の悪化で、同国の第3・四半期成長率は世界金融危機以来初めて7%を割り込む公算が大きくなった。

グローバル・ファイナンシャル・プライベート・キャピタルのチーフ・インベストメント・オフィサー、クリス・バーテルセン氏は中国経済について「政府には成長刺激の余地が大いにあるとはいえ、投資家は景気の底を意識しており、引き続き懸念材料だ」と指摘した。

この日はS&P500種の主要10セクターのうち9セクターが下落。原材料株やエネルギー株で下げ幅が大きく、一方で公益株は全般高となった。

個別銘柄ではアップル<AAPL.O>が0.96%上昇した。新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)6S」、「6Sプラス」の販売状況が、昨年の新機種販売後初の週末を超えるペースだと発表したことが好感された。

騰落銘柄の比率は、ニューヨーク証券取引所では下げ2044で上げ971(比率は2.11対1)。ナスダックは下げ1709で上げ1068(1.60対1)だった。

トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合算出来高は約54億株で、過去20営業日の平均である80億株を下回った。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値          16370.96(‐62.13)

前営業日終値    16433.09(+102.69)

ナスダック総合<.IXIC>

終値          4805.76(‐16.58)

前営業日終値    4822.34(+26.09)

S&P総合500種<.SPX>

終値          1953.03(‐8.02)

前営業日終値    1961.05(+8.76)

*内容を追加して再送します。

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