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ユーロ圏鉱工業生産予想以上の伸び、見通し分かれる

[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した7月のユーロ圏鉱工業生産は、前月比0.6%増加し、予想の0.3%増を上回った。

仮にこのトレンドが続けば、第3・四半期の経済が底堅く成長する可能性を示した。

前年比では1.9%増加した。市場予想は0.6%増だった。

エネルギーが前月比3.0%増、資本財が1.4%増、耐久消費財が1.3%増だった。

6月の鉱工業生産は前月比0.4%減から0.3%減に、前年比は1.2%増から1.5%増にそれぞれ上方改定された。

IHSグローバルインサイトのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は「7月は前月比0.6%増とまずまずの伸びとなり、第3・四半期のユーロ圏成長に鉱工業生産が著しく寄与するとの期待を高めた」と分析した。

モルガン・スタンレーのエコノミスト、エルガ・バーチ氏は、鉱工業生産単体で見れば、第3・四半期の経済成長率が前期比0.2%増と、第2・四半期の0.4%増を下回ることを示すと指摘。最近の金融市場混乱や、中国など新興国市場のリスクを反映して、9月は鈍化するとの見方を示した。

また、7月の大幅な伸びは猛暑が原因で、勢いの持続に懐疑的な声も聞かれる。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ジャック・アレン氏は「7月鉱工業生産の伸びは、過去2カ月分の落ち込みを補ったにすぎない。上向きトレンドが強めに表れ始めた訳でない」と分析。年内はかなり弱めの伸びとなることが指標でうかがえると話した。

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