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日経平均を保有するとは?(インデックスファンドの中身を見てみる) vol.1

先のエントリーで取り上げたニッセイ日経225インデックスファンド最新の運用報告書(2011年3月25日)がニッセイアセットマネジメントのサイトにアップされています。

そこで、この運用報告書の中身を使って、日経平均を保有するとはどういうことかを見てみます。(ニッセイ日経225インデックスファンドは名前の通り、日経平均に連動するインデックスファンド)

さすがに総資産額230億円で流動性の高い225銘柄を投資対象としていれば、全銘柄を保有する完全法で運用をしているようです。

まずは保有している225銘柄を評価額順に並べてみます。その銘柄が指数全体に占める割合として「各銘柄の評価額÷評価額総額」を「寄与度」として右端に示しています。

画像を見る

上位銘柄が全体に占める割合は次の通りで、その影響の大きさが分かります。

 ・上位10銘柄:全体の29.15%
 ・上位20銘柄:全体の42.32%
 ・上位30銘柄:全体の51.68%
 ・上位50銘柄:全体の64.6%

上位30銘柄で全体の半分を占め、上位10銘柄で30%近くを占めています。1社が10%以上を占めるような新興国株式市場の代表指数ほどではありませんが、それなりに偏っています。

また、上位銘柄の顔ぶれが特徴的です。

 ・1位:ファナック
 ・2位:ファーストリテイリング
 ・3位:ソフトバンク
 ・4位:京セラ
 ・5位:ホンダ
 ・6位:キヤノン
 ・7位:TDK
 ・8位:東京エレクトン
 ・9位:KDDI
 ・10位:信越化学工業

日経平均に入るほどなのでどの企業も大手ですが、日本を代表するトップ10とするには違和感を覚えるリストです。

3.55%で3位にソフトバンクがいますが、ライバルのNTTドコモは0.06%です。

かつて富士通の一部門だったファナックが1位です。ファナックと富士通を比較すると、主な指標は以下の通り。

 ・時価総額:ファナック約3兆円 - 富士通1兆円程度
 ・利益:ファナック400億円弱 - 富士通900億円強
 ・売上:ファナック2500億 - 富士通4.6兆円

この2社がニッセイ日経225インデックスファンドで占める割合はファナック4.72%に対して富士通は0.20%です。ファナックの方が20倍以上大きなウェイトを占めています。

このように見てみると、平均株価というだけあって、企業価値とはだいぶウェイトが異なっていることがよく分かります。

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