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欧州の難民問題(国連高官の厳しい指摘)

クルド人幼児の溺死と言うショッキングな事件もあり、ドイツ、オーストリア、ハンガリア等が、シリア等からの難民に対して前向きの政策を取り始めた模様ですが、al qods al arabi net は国連高官(人道問題担当事務総長補佐官)が、記者会見で、現在の危機的難民問題は以前から予測されていたところで、欧州諸国等に対しては、繰り返し警告していたと、非常に厳しい批判をしたと報じています。
記事の要点のみ次の通り

クルド人幼児の死は、難民問題の人道上の重大性を認識させたが、国連は欧州が重大な難民問題に直面すると認識していて、繰り返し警告してきた。
これまでの地中海を超える難民の流れが、現在では東に移り、トルコからギリシャ、バルカン、マケドニア、セルビア経由でハンガリアに続いている。
これらの難民の大部分は、経済的理由による非合法移民ではなく、自国が戦場と化したり治安が極端に悪化したために、自国を離れざるを得なかった難民で、国際法上彼らの到着した国は、これらの人たちを救済する義務を負っている。
現在の欧州の難民危機は、ある意味で必然であった。なぜなら、トルコ、レバノン、ヨルダン等の近隣諸国は、長いこと能力以上の難民を引き受けていて、これ以上の難民引き受けの余地がないからである。
難民の流出は今後とも続くと覚悟すべきである。
http://www.alquds.co.uk/?p=398383

なかなか厳しい指摘で、全くおっしゃる通りと言いたくなるが、これほど厳しい指摘をするのであれば、それこそ国連事務総長が音頭を取って、欧州連合その他の主要国首脳と難民問題に関する大規模な国際会議開催を呼びかける方が先かという気もします。

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