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橋下市長と袂を分かち自民党の右上をゆく!保守政党・次世代の党の歴史

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結党から1年を迎え、中山恭子新党首のもと、新たな時代へと舵を切った「次世代の党」。結党前から、今日までの流れを振り返ってみたいと思います。

「たちあがれ日本」から「日本維新の会」への合流と決裂

次世代の党に至る系譜は、2010年4月に結党の「たちあがれ日本」にまで遡ります。次世代の党初代党首である平沼赳夫氏が代表となり、新党首となる中山恭子参議院議員も合流。国会議員5人でスタートした「たちあがれ日本」は、12年11月、新党結成を模索していた石原慎太郎氏を共同代表に迎え、党名を「太陽の党」に改称。

その後、橋下徹氏が代表を務める「日本維新の会」に合流し、13年1月に、石原・橋下氏の共同代表という形をとりました。2人は、「親子のような関係」と言われ注目を集めましたが、14年春、当時大阪都構想に関わる統一地方選挙戦に向けて、野党再編を急ぐ橋下氏が「結いの党」との合併に向けて準備を進めるのに対し、石原氏は「集団的自衛権や自主憲法制定の問題など、政策の隔たりが大きい」と合併を拒否。同年5月29日、保守政党としての譲れない一線を守り、維新の会と袂を分かつことになりました。

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同年8月1日、維新からは石原氏に近い、平沼赳夫氏や藤井孝男氏、山田宏氏ら石原グループで衆参両院の22人が参加し「次世代の党」を結党。初代党首に平沼氏が、幹事長に山田氏が、石原氏は最高顧問に着任しました。16日に開いた党大会で、平沼党首は「野党だが、是々非々で日本のためになるものは積極的に賛成していく」と政策によっては与党と協力する方針を明言。正しい国家観と歴史観を持つ日本人を育てる教育など、保守色を前面に出しました。

党の基本理念「自主憲法を創り上げる」

党名は、新党結成の際のメンバーから計84案が提出され、「次世代の党」のほか、「自由立憲党」「新党富士」「日本改新党」「れいめい日本」の5案が有力候補として上がっていたそうです。その中から、石原氏ら党名策定委員会が全会一致で選んだのが「次世代の党」。当時、石原氏は報道陣に対し、「若い人が将来に期待を持てる社会にしていく」という思いを込めたと語っています。現在の党のホームページの冒頭でも「子や孫の世代に、平和で豊かな、より良い日本で暮らしてほしい」と書かれています。

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他党との合併を拒否し、党結成のきっかけにもなった、悲願とも言える最も重要な政策は「国民の手による新しい憲法、すなわち自主憲法を創り上げる」こと。綱領には、その理念として、「自立」「新保守」「次世代」という3つの言葉が並び、それらの言葉については、

  • 自立=「中央集権・官僚支配体制とその規制に守られた既得権益を打破するとともに、衆知を集める「賢く強い政府」を実現する(中略)」
  • 新保守=「規律ある自由な社会を創る。リベラリズムの衣をまとった社会主義思想は排除し、闘う保守を貫く(同)」
  • 次世代=「子供や孫、まだ生まれぬ将来世代の視点に立って、戦後半世紀以上にわたって放置されてきた根本問題に取り組む(同)」
  • と説明がなされています。(詳細な政策についてはこちら)毎日新聞は2日の朝刊で「分党により、純化が進み、保守色が鮮明になった」と報じています。

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