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あなたの職場は未だに"20世紀型労働"をしていないか?

<業務連絡>
日経WOMANオンラインの連載「内藤忍のおカネでアナタの人生変える方法教えます」の最新記事「キャリアと結婚とお金の優先順位は?」。F子さんからJ子さんまでの相談を振り返ります。
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社会人になって最初に働きはじめた日本の銀行。配属になった支店で、先輩に言われたのは「前の日にどんなに酒を飲んでも、翌日の始業時間には席についているのがサラリーマン道の基本だ!」でした。

実際、8時半過ぎの始業ギリギリに会社にやってきて、それから午前中はずっとトイレにこもっている、そんな人もいました。タイムカードは無かったのですが、就業時間に会社にいることが重要だったのです。みんな立派なサラリーマンでした。

また、これは別の会社の話で聞いたのですが、とある大企業の若手社員の中には、日中は大して働きもせず、夕方から仕事をはじめて残業代を稼ごうとする人が未だにいるようです。管理職になると残業代はつかないので関係ありませんが、最初から残業代も給料にカウントして、時間管理をしているという訳です。

このような時間に対して給料をもらうという発想から離脱していくことが、ビジネスパーソンには重要になると思います。

なぜなら、時間を売って対価を得る仕事では、長く働くほど収入が増えるという発想になり、効率をあげるインセンティブが働きにくいからです。

極端な例で言えば、営業の仕事で、毎日取引先とゴルフをして、それでもし仕事が取れるのなら、会社に行かなくても優秀な営業マンです。フルコミッション(完全歩合制)の仕事をしている人であれば、毎日会社に定時に通うことよりも、少ない労働時間で売上を最大にするにはどうすべきか考えるはずです。

あるいは、商品開発の仕事をしている人が、3時に近所の喫茶店で一人コーヒーを飲んでボーっとしていたらどうでしょう?仕事をサボっているようにも見えますが、新しい商品企画は机に座っているよりも、外でリラックスしているそんな時の方が効率よくできるかもしれません。

就業時間に会社で自分の机に向かっていれば、仕事をしている気になる、という発想は20世紀型労働です。

社外の人とランチに2時間出かけても、朝からタリーズコーヒーで打ち合わせをしても、結果が出ればその方が価値のある時間の使い方だと言えます。

仕事によってはそんなことできない業務もあるでしょう。しかし、それは逆に言えば、その仕事が時間に縛られている仕事であるということです。

社員が就業時間に来なかったり、遊んでいるように見える会社が、やる気が無い会社なのか、それとも自主的に生産性を高めているのか、を判断できない会社があります。仕方なく20世紀型の労働を社員に押し付ることになる。そうすると、一見真面目に働いているように見えるのに実績が出ないで衰退していきます。実績で評価される仕組みを持っておらず、形式主義で評価することになり、効率性が下がっていくからです。

そんなやらされている感たっぷりの束縛型の職場には魅力が無く、優秀な人ほど本能的にそんな職場を避けようとするでしょう。これからそんな流れがさらに強まるように思います。

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