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小熊英二、坂本龍一、森村誠一というデモ賛美者の陥穽

東京新聞が一面で安保法制反対デモの写真を載せて、熱狂的に報じている。

3万人しか集まってないのに、小熊英二が「日本社会の変化を示している」、「不当と感じることに声を上げる政治文化が浸透」したと評価している。

デモの中に入り込むと、客観性を失って、熱狂におぼれるものだ。

小熊英二はよほど革命願望が強いらしい。

団塊の世代がやった安保反対デモの方がもっと熱狂的だったが、岸信介は動じずに従米の道を選んだ。

わしも関わった薬害エイズ運動は「子供がバタバタ死んでいた」という切迫感があったので、デモに正当性があったし、わしが『脱正義論』を出した後は、反発しながらも若者は日常に戻って行った。

イデオロギーに絡めとられ、祭りを続けることは食い止められた。

わしが「つくる会」でやっていた教科書運動の方が、全国的にはるかに熱狂的だったのに、小熊英二はこれには批判的だった。

小熊英二自身が実は反ナショナリズムというイデオロギーに囚われた左翼なのだ。

小熊は自分が「裸の王様」だということに気づいていない。

憐れなものだ。

デモに参加している坂本龍一は、明治憲法が自由民権運動の成果であることを知らないし、フランス革命に近いことが起こっているなどと無茶苦茶なことを言っている。

ならば安保法制反対デモの今後は、ギロチンとテロリズムの狂気が待っているのだろう。

坂本はフランス革命とは何かを知らないのだ。

森村誠一にも驚く。

戦争になったら、「もんぺというみにくい衣服を着て」なんて 差別的な言葉を平然と言っている。

もんぺは戦時中、国策で着用を義務付けられたことがあるが、もんぺ自体は労働着であって、お百姓さんには便利な服だろう。

今ではしゃれたデザインの工夫もされたもんぺを着る女性もいる。

安保法制に反対なのは、わしも一緒だが、わしは熱狂で思考停止することが一番嫌いだ。

だからネトウヨのデモも、在特会のヘイトスピーチのデモも、カウンター左翼のデモも嫌いである。

わしは国や企業によって深刻な被害を受けた国民が行うデモには同情するが、イデオロギーのデモには警戒する。

結局、いくら無色透明を装っても、イデオロギーからは逃れられないのだ。

そして熱狂で客観性を担保できないのが、「運動」の危険性である。

「運動」や「デモ」という集団性は必ず堕落することになる。

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