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学歴ってなんだろう? − 30年前の東大にいたのは、こんな人たちだった

(日本昔話なので、興味の無い方はスルーしてください)

昨日のこのコラムに100以上のツイートがありました。

もう30年近く前のことになりますから、今さらそんな話をされても・・・と思うかもしれませんが、東京大学のことを書いてみたいと思います。

私は、高校時代の成績はあまり良くありませんでした。都立高校で成績は中の上くらい。予備校の模擬試験も成績優秀者になったことなど一度もなく、いつもギリギリ、一発勝負タイプです。

なので、大学に入って一番驚いたのは、クラスメイト同士が模擬試験の成績優秀者として既に知り合いだったということでした。ラサールのA君と開成のB君、東大寺学園のC君は会ったことないけど知り合い。それぞれが模擬試験で全国に名をとどろかせていた。低空飛行している人には、高いレベルでの空中戦があったことさえ知りませんでした。

ある友人の下宿に遊びに行ったら、テレビの上にたくさんのトロフィーが置いてあって、何かと思えば模擬試験で1番取ったらもらえる予備校からのプレゼントでした(そんな賞品があることも知りませんでした)。

そんな私がいたクラスは53人。文科一類と文科二類の混成でフランス語が第二外国語でした。

周りの人すべてとにかく勉強が出来る人が多い。彼らと学問で勝負しても絶対に勝てない、そう思うくらいみんな頭が良く、しかも勉強好きな人ばかりでした。

大学生を卒業してからもう25年。クラスメイトは、官僚、銀行員、弁護士、裁判官、外交官、保険会社、NHK・・・と色々仕事をしています。医者になっている人もいたりします。あるいは、ネット証券を作ってしまったあの人(!)も。年に1回同窓会で30人くらいのクラスメイトと会うのですが、大学の頃を思い出すと、こう思います。

1.確かに、いわゆる地頭の良い勉強好きな人が本当に多い
2.しかし地頭が良いからといって、社会人としての能力とは必ずしも関係ない
3.大学時代から努力しないでいると、結局ただの人
4.学歴とは、意味があるようで実はそれほど意味は無い
5.もっと言えば、所詮10代の数日間に受けたテストの点数がたまたま良かっただけ
6.だから、まぐれ(というか間違えて)で入った人もそこそこいる

ツイッターでこう書いている人がいました。

東大に入った人でなければ東大は大したことない、とは言えない。

しかし、これこそが学歴社会の幻想を作る原因です。

日本の学歴と、
大きなビジョンを持ってそれを実現することや、
危機や困難に勇気を持って立ち向かうことや、
リーダシップを発揮すること、
あるいは人として多くの人から尊敬されること、

にはほとんど関係はありません。

学歴って何なのでしょうか?

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