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五輪エンブレム展開例にて盗用されたネタ元についての続報

スタッフの関与がない佐野氏自身による五輪エンブレムの原案の展開例において、複数の画像がインターネット上から盗用されていることは、前のエントリ『大会組織委による会見により、佐野研二郎氏による盗用が確定』にて指摘したことだが、1日を経て更に分析が進んだのでアップデートしておく。

リンク先を見る

オリジナルの引用元は次のとおりだ。[1]~[3]に関しては前回のエントリを参照されたい。

[4]はロンドン・パラリンピック動画のキャプチャであり、一番手前の垂れ幕と一番奥の垂れ幕に利用されている。[5]の団扇はなんとAmazonの商品イメージから取られており、実にお手軽である。[6]の表彰台のシルエットは、素材サイトDepositphotosで販売されている素材であるので、購入されて使われているのであれば全く問題のないものだ(上記の比較検証画像は、引用部分と引用元を明記し、批評の正当な目的のために行われる引用の範囲であると考える)。ただ、シルエットは正面を向いたものではなく後ろ向きであるので、表彰台で使うのに適しているかどうかは疑問が残る。

[7]のヤン・チヒョルト展ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で2013年11月に開催されている。[8]は個人のページのヤン・チヒョルト展の感想に掲載されている画像だが、色合いといい、右下のよく分からない●といい、実によく似ている。[9]はヤン・チヒョルトによるタイポグラフィだが、アルファベット展開もここから着想を得たのだろうか。もっとも、単純な■▲●の組み合わせにすぎないので、これで著作権侵害が成立するかどうかは怪しい。

ちなみに、佐野氏が過去に次のようなTWを行っていたとの指摘がなされている。見たことが無いという言い訳は通用しない。やばいらしい。
MR_DESIGN_twit
13年11月7日. 菊池敦己展で買えるマッチ。かわいい。G8の展覧会、いくべしいくべし。いまのgggのヤンチヒョルトもやばい。
トートバックの件も合わせて考えれば、佐野氏がデザイン過程において恒常的にインターネットからの盗用をしていたとの疑念を非常に強く感じる。しかも全世界に発信することとなるオリンピックのエンブレムのコンペに出す作品がこの惨状とはプロのデザイナーであるはずの佐野氏の著作権に対する意識を疑わざるをえない(普通は慎重になる)。弁理士の栗原氏は(ブログ主の許可を得てない限り)カンプとしての組織内検討資料としての使用は著作権侵害の可能性が高く、記者会見での使用ではほぼ著作権侵害と言ってよいとの見解を出されているが、著作権の扱いがあまりに杜撰すぎる。

もうこのエンブレム使うの止めようよ。

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