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大戦前のイギリスと現在の日本の類似

安保法制を巡る政治状況は、二次大戦前のイギリスの政情と比べてみると恐ろしく似ているように見えます。
違うのは、政権が、宥和政策を掲げたチェンバレンの如き民主党ではなく、ヒトラーに妥協することを良しとしなかったチャーチルの如き自民党だという点でしょう。

民主党の安保政策に関するHPを見ると、どうやって平和を確保するのかという具体論のない、戦争に反対していれば平和でいられるという安易な平和主義が見て取れます。
あるいは、他国が侵略されていても、見て見ぬ振りを続ければ、自国だけは平和でいられるという孤立主義と言えるかも知れません。

民主党を初めとした安保法案の反対者は、自民党と安倍首相をナチスとヒトラーになぞらえますが、日本を取り巻く情勢は、南シナ海など、周辺国への侵略を狙い、現に一党独裁を行う中国共産党こそ、ナチスそっくりです。

今の民主党は、南シナ海を埋め立てて要塞化されても、海の向こうから『まだズデーテンだけだ』『まだポーランドだけだ』と言っているような二次大戦前のイギリスの宥和主義者のようです。

その内、「沖縄を返せ」と、中国が本格的に言ってきても、戦争を回避するために正しい判断だとして宥和政策を続けるのかもしれません。

安保法制は、法律である以上、法的安定性は必要です。
しかし、法的安定性のみを見て、現実を見ないのは、ただの夢想家に過ぎないのではないでしょうか。

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