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稚拙な日本人。このままではGDPだけでなく投資でも中国に負けてしまう

お金を稼ぐ方法は基本的に2つしかありません。

自分で働いて稼ぐか
お金に働いてもらって稼ぐか

です。前者は労働、後者は投資ということになります。

日本のGDPが中国に抜かれたというニュースが話題になりました。経済成長率の差を見れば、抜かれるのは時間の問題でしたが、これは自分たちが働くことによる稼ぎの伸びが中国に負けていることを示しています(一人当たりの絶対額ではまだ日本の方が大きいままですが)。

ところが、問題は自分が稼ぐ方だけではなく、お金に働いてもらう方にもあるようです。最近見つけた、東京スター銀行の調査を見ていて、驚いたのは、投資においても日本は中国に完敗しているという結果が出ていたからです。

この「日本、中国、米国の貯蓄に対する意識調査」を見ると、日本人はお金との付き合い方がとても下手であることがわかります。

日本人のお金との付き合い方には、具体的に3つの問題があると言えるのです。

1つは、お金に対する目的意識が無いことです。76%の日本人が目的もなく、何となくお金を貯めている、という結果になっています。そもそも、40%の日本人は具体的な人生設計を持っていません。人生という長い航海に地図も持たず何となく出かけていっている状態です。

2つ目は、日本人は過度に心配性だということです。日本人の9割以上が、将来のお金についての不安を感じています。自分の将来を楽観している人もわずか3割と、米国、中国の7〜8割よりかなり低くなっています。

3つ目は、お金の運用が無計画でリスク回避型であることです。定期的に貯蓄している人の比率は3つの国で最低レベルの40%。また投資をしている人の比率も一番低くなっています。

仕事をして付加価値を生み出しGDPを上昇させる力は、これからの成長余地のある中国が優っていることは理解できます。しかし、個人金融資産の活用方法についても日本人は中国人に比べ、稚拙であることがわかります。

サンプル数の少ない調査ですから、これが日中の違いの本当の姿なのかはわかりませんが、少なくとも日本人のお金との付き合い方には、多くの問題があることだけは確かです。

資産の活用について、正しい知識とそれを実践する勇気が日本人には欠けているのです。

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