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ドル3日続伸、米GDP3.7%増で予想上回る=NY市場

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 27日のニューヨーク外為市場では、ドルが続伸した。朝方発表された第2・四半期の米国内総生産(GDP)改定値が予想を上回ったうえ、世界の株式市場も回復し、リスク選好のセンチメントが高まった。リスク回避で買い戻されていた円やユーロが売られ、ドルは3日連続の上昇となった。

終盤の取引でドル/円<JPY=>は0.6%高の120.60円。ユーロ/ドル<EUR=>は0.4%安の1.1270ドルとなっている。ドルの主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.5%高の95.589。

第2・四半期の米GDP改定値は年率換算で3.7%増で、速報値の2.3%増から大幅に引き上げられた。また27日終了週の米新規失業保険申請件数は、6000件減の27万1000件となり、両指標とも米経済の回復基調を示す内容となった。

こうした指標が出ているにもかかわらず、市場では、米連邦準備理事会(FRB)が、最近の市場の混乱や中国景気減速で利上げ時期を後ずれさせるとの見方が根強く残っている。

早期利上げを主張してきた米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は27日フォックス・ビジネス・ニュースとのインタビューで、9月の利上げについては金融市場の動揺や中国経済の減速で「様子見姿勢」を取ることが必要だと述べた。ニューヨーク連銀のダドリー総裁も前日に、9月利上げについては慎重な見方を示していた。

ただ、コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジ(ワシントン)の主席市場アナリスト、オマー・エシナー氏はGDP指標について「米経済が着実に回復していることを明確に示した。先行き不透明感がぬぐえないマクロ経済状況にもかかわらず、FRBの年内利上げを裏付けるものだ」と指摘する。

テンプス・コンサルティング(ワシントン)で市場部門のディレクターを務めるジョン・ドイル氏は、FRBが年内利上げに踏み切らなくても、金融引き締めは「日々の会話の中で繰り返されるテーマだ」とし、「米金利の正常化に向けての動きは続いている」との見方を示した。

NY外為市場 終値

ドル/円    終値   121.01/04

始値   120.18/21

前営業日終値   119.93/96

ユーロ/ドル  終値   1.1242/48

始値   1.1265/66

前営業日終値   1.1311/17

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