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お金の相談は有料よりも無料の方が結局は高くつく、でどうするか?

<業務連絡>
今週発売の日経WOMAN 3月号「円高のうちに賢く得する!」でコメントが紹介されています。
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お金の相談は、無料相談よりきちんと専門家に相談料を払って行った方が結局は得である、と思っています。

なぜなら、無料で相談できたとしても、その時にかかったコストは、いずれどこかで回収されているからです。例えば金融機関の店頭で、資産運用について相談して、投資信託をすすめられるとします。窓口の人たちの人件費はどこで賄うかと言えば、投資信託の販売手数料になります。

販売手数料が1%と3%の商品があれば、収益性が高いのは3%の商品です。同じ販売額で3倍の収益です。まさか、手数料が高い商品からおススメする露骨な担当者はいないでしょうが、手数料収入がコンサルティングの内容にまったく影響が無いかといえば、ゼロではないと思います。基本的に店頭で販売手数料のかからないノーロード商品をすすめられることはありません。

ネット証券には、無料の相談窓口はありません。しかし、この販売手数料がかからない「ノーロードファンド」が、多数品ぞろえされています。

もし、100万円投資する場合、販売手数料が3%なら約3万円、1%でも約1万円のコストがかかります。ところがノーロードファンドならゼロです。ならば、その手数料を安くあげて、その分お金を払って相談した方が合理的だと思うのです。

店頭でたまたま担当になった人に商品選択されるだけで、数万円の手数料を支払うくらいなら、FP(ファイナンシャルプランナー)に1時間1万円程度の相談料を払って、見てもらった方が良い、というわけです。

問題は、どのFPの方に見てもらうか、です。

資産運用の相談をしようと思っても、FPの方を選ぶのは簡単ではありません。相性もあるでしょうし、そもそも専門的な知識を本当に持っているのかどうかも判断できないからです。

これは、医者を選ぶのと同じです。医師免許を持っているからと言って全員が完璧な医者ではありません。専門分野も違いますし、最新の技術を知らないヤブ医者もいるでしょう。また、相性もあるでしょうから、医療技術だけではなく、コミュニケーション能力も関係してきます。

医者の格付けや名医の紹介が雑誌などで行われているように、お金の相談に関しても相談者を紹介できるようなものがあると良いのですが、まだそこまではいっていません。現状は、紹介や評判で選んでいる人が大半です。

私のところにも、FPの方を紹介してください、という依頼があって、知り合いの方を紹介することがありますが、能力や知識だけではなく相性もあるので、簡単ではありません。

とは言え、悩んでいても何も変わりません。もし気になるFPの方を見つけたら、まず一度勇気を出してコンタクトしてみることです。その上で、良いと思ったら契約すれば良いですし、満足できなければ別の方を探せば良いのです。

お金との付き合い方は、人生で最も大切なことの1つです。コストをかけてそれに見合ったサービスが得たい、という人に、ベストな方法が何かを情報提供できる仕組みがもっと整備されても良いのではないかと思います。

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