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- 2011年01月05日 05:47
なぜ、東大卒が増えると、会社の成長が止まるのか?
<業務連絡>
高松、広島、神戸、金沢、名古屋・・・3月までに東京以外の予定もあります。順次更新していきますので、こちらで最新情報をご確認ください。
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学歴というのは、就活では役立つこともあるようですが、入社後の仕事の出来不出来とは、あまり関係がありません。確かに、受験テクニックに優れた有名大学の出身であれば、要領が良いという傾向があるのかもしれませんが、高学歴な会社が、必ずしも優良な会社でないことを見れば、大した相関はないと思います。
むしろ、最近思うのは、高学歴な人が増えると会社が停滞していくのではないかという懸念です。わかりやすく言えば、社員や役員に東大卒の比率が高まってくると、その会社から活力がそがれ、停滞してしまうのではないかと思うのです。
これは、私の思い込みに過ぎないのかもしれませんが、「東大卒の人が増える→会社が成長しなくなってしまう」の因果関係について、3つの仮説を考えてみました。
仮説1.東大卒は、決められたことを時間内に卒なくこなす力しかないから
一般的な傾向ですが、東大卒の人は、与えられたことを決められた時間内にこなす能力は高いです。これは、入学試験のように複数の科目を満遍なく勉強し、決められた試験範囲を真面目にやれば高い得点を得られるような場合は有効な能力です。
しかし、このような能力は、前例のないことにチャレンジする時は、あまり役に立ちません。また、一点突破型の人材よりもオールラウンドのバランス型の人材なので守りに強く、攻めに弱いのです。
電力会社や銀行のような、前例を重視する寡占型の規制業種では、能力を発揮しますが、自由競争で既存の概念をブレイクスルーしていくベンチャー型の成長企業には向かないのかもしれません。
仮説2.東大卒は成長企業より安定企業を志向するから
これは、東大卒が会社の成長を鈍化させるのではなく、成長が鈍化した企業に東大卒が入ってくる、という仮説です。
無名の小さな会社には、有名大学の学生はあまり興味を示しません。ところが、会社が大きくなって知名度が上がってくると、東大卒の学生が入るようになってきます。しかし、そうなった時は既に会社が安定期に入っているので、成長期は終わってしまっているのです。
学歴を有効活用するために、リスクを取らない会社選びをしてしまうので、安定した企業に東大卒が増えていくという訳です。
仮説3.東大卒は学歴インフレになっている過大評価人材が多いから
東大卒というだけで、優秀だと勘違いしている人は世の中にたくさんいます。人事の採用担当者でも、そんなバイアスを持っている人がいるのでは無いでしょうか。例えば、80の能力の東大卒と、100の能力の非東大卒、のどちらを採用するか?能力差が見分けられなければ、学歴シグナルのある方を採用してしまいます。このように目利きの目が濁っている会社には、学歴インフレの過大評価された人材が増えてしまい、その蓄積が人材格差となって、会社の業績に影響する、という仮説です。
果たして、学歴と会社の業績に有意な相関があるのか?学術的な研究が、どこかにありそうですが・・・。果たして私の仮説は、単なる思い込みでしょうか?それとも・・・?
※話をわかりやすくするために、「高学歴=東大卒」としていますが、特定の大学に限った話ではありません。
高松、広島、神戸、金沢、名古屋・・・3月までに東京以外の予定もあります。順次更新していきますので、こちらで最新情報をご確認ください。
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学歴というのは、就活では役立つこともあるようですが、入社後の仕事の出来不出来とは、あまり関係がありません。確かに、受験テクニックに優れた有名大学の出身であれば、要領が良いという傾向があるのかもしれませんが、高学歴な会社が、必ずしも優良な会社でないことを見れば、大した相関はないと思います。
むしろ、最近思うのは、高学歴な人が増えると会社が停滞していくのではないかという懸念です。わかりやすく言えば、社員や役員に東大卒の比率が高まってくると、その会社から活力がそがれ、停滞してしまうのではないかと思うのです。
これは、私の思い込みに過ぎないのかもしれませんが、「東大卒の人が増える→会社が成長しなくなってしまう」の因果関係について、3つの仮説を考えてみました。
仮説1.東大卒は、決められたことを時間内に卒なくこなす力しかないから
一般的な傾向ですが、東大卒の人は、与えられたことを決められた時間内にこなす能力は高いです。これは、入学試験のように複数の科目を満遍なく勉強し、決められた試験範囲を真面目にやれば高い得点を得られるような場合は有効な能力です。
しかし、このような能力は、前例のないことにチャレンジする時は、あまり役に立ちません。また、一点突破型の人材よりもオールラウンドのバランス型の人材なので守りに強く、攻めに弱いのです。
電力会社や銀行のような、前例を重視する寡占型の規制業種では、能力を発揮しますが、自由競争で既存の概念をブレイクスルーしていくベンチャー型の成長企業には向かないのかもしれません。
仮説2.東大卒は成長企業より安定企業を志向するから
これは、東大卒が会社の成長を鈍化させるのではなく、成長が鈍化した企業に東大卒が入ってくる、という仮説です。
無名の小さな会社には、有名大学の学生はあまり興味を示しません。ところが、会社が大きくなって知名度が上がってくると、東大卒の学生が入るようになってきます。しかし、そうなった時は既に会社が安定期に入っているので、成長期は終わってしまっているのです。
学歴を有効活用するために、リスクを取らない会社選びをしてしまうので、安定した企業に東大卒が増えていくという訳です。
仮説3.東大卒は学歴インフレになっている過大評価人材が多いから
東大卒というだけで、優秀だと勘違いしている人は世の中にたくさんいます。人事の採用担当者でも、そんなバイアスを持っている人がいるのでは無いでしょうか。例えば、80の能力の東大卒と、100の能力の非東大卒、のどちらを採用するか?能力差が見分けられなければ、学歴シグナルのある方を採用してしまいます。このように目利きの目が濁っている会社には、学歴インフレの過大評価された人材が増えてしまい、その蓄積が人材格差となって、会社の業績に影響する、という仮説です。
果たして、学歴と会社の業績に有意な相関があるのか?学術的な研究が、どこかにありそうですが・・・。果たして私の仮説は、単なる思い込みでしょうか?それとも・・・?
※話をわかりやすくするために、「高学歴=東大卒」としていますが、特定の大学に限った話ではありません。



