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ドイツ10年債利回り3カ月ぶり低水準、世界減速懸念で

[ロンドン 24日 ロイター] - 24日のユーロ圏金融・債券市場は、中国発とされる世界景気減速の不安が広がり、投資家が株式などのリスク資産を避けるなか、安全資産の需要が高まった。最高格付けのドイツ10年債利回りが約3カ月ぶりの低水準をつけた。

中国の需要減に対する懸念を背景に、原油相場が一時6年半ぶりの安値を更新。人民元安に伴い、中国からディスインフレが輸出される恐れも意識された。

5年後から5年間の期待インフレ率を反映する、ユーロ圏のブレーク・イーブン・インフレ率(フォワードBEI)<EUIL5YF5Y=R>が、6カ月ぶり低水準の1.58%に下がった。

ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は一時、0.51%と、約3カ月ぶりの低水準をつけた。ただ値動きが荒く、日中の取引レンジは0.51━0.58%となっている。

ナティクシスの戦略部門責任者、ジャン・フランソワ・ロビン氏は「ややパニック状況」と指摘。「中国情勢に伴い市場は大きく『リスクオフ』に傾いている」と語った。

国際通貨基金(IMF)高官は22日、「中国の危機をうんぬんするのは、まったく時期尚早」との見解を示した。

消費者物価が上昇する見通しが低く、欧州中央銀行(ECB)に追加緩和策を求める声が高まるとみられるなか、格付けがより低い周辺国債の地合い悪化に一定の歯止めがかかった。

スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>が横ばいの2.02%、イタリア10年債利回り<IT10YT=TWEB>は2ベーシスポイント(bp)上昇して1.89%。ポルトガル10年債利回り<PT10YT=TWEB>は5bp上がって2.69%。

総選挙を来月に控えたギリシャ国債価格の下げが目立った。10年債利回り<GR10YT=TWEB>は19bp上昇して10.04%。

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