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誰が「召集拒否家族」のまとめを消させたか? という話

お久しぶりです、というか最近いつも「おひさしぶり」が最初に来るのが板についてきたdragonerです。

コミケも終わり、色々なお仕事も落ち着いてきたので、さあそろそろブログでも書くかあ〜、その前に艦これ夏イベやろうと思ったのもつかの間。旗艦PCのBIOSが吹っ飛んで、重量10キロ超の漬物石と成り果てましたので涙が止まりません。そういう時はツイッターに逃避です。

で、8月中旬は終戦の月。やはり戦争関係のツイートが多く見られます。そして数日前に話題になったのが、「召集令状を無視してバックれた家族の話」(リンク先すでに無し)としてtogetterにまとめられた一連のツイートです。召集令状2通来たけど家族ぐるみでバックれて蒸発し、終戦までやり過ごした家族の話です。

その一連のツイートがRTされてきた時、「おーすげー(小学生並の感想)」となったので、フォロワーにも伝えようとRTするか一瞬考えましたが、「キレイ過ぎて確証持てない話だなあ……。だいいち、召集拒否でバックれて助かったなんてストーリー、いかにもネトウヨが叩きそうだし……」と思い直して止めました。

まあ、これで終わった話かと持ったんですが、PC不調で泣きながらケーブルが正しく刺さっているか確認している時に、件のまとめが消えたという話がTLに登っていました。作家の瀬川深先生や、他の方がツイートしてるのがRTされてきたのですね。


うおー、なんてことや。と以下のツイート。


上のツイートでは「叩く奴」が誰かは書いてませんが、いかにもネトウヨに叩かれそうな話だと思っていたので、叩かれて引っ込まざるを得なくなったのかな? と思ってました。すでにまとめは無く、発言主は鍵をかけて見れません。この時、PCで不調に嗚咽にむせびながらCMOSクリアボタンを押しまくってたので、ツイッター以外から情報集めていませんでした。

ところが、正教会司祭(本当)の涼月氏から、どうも様子が違うと以下のリプライを頂きました。


ん、ネトウヨだけの攻撃とは違う? どういうことだろう? と気になったのですが、すでに夜も遅いのでこの情報収集は後にして、まずはネットから秋葉原ショップまで、どのPCパーツを選び、どこで安く買えるかを鼻水をぐずりながら何時間も情報収集・シミュレーションした結果、面倒くさくなってアマゾンに全部頼んだ頃には夜が明けてました。今日は朝から用があるのに。

寝不足による睡魔と戦いつつ、電車の中でさらに情報を調べていると、瀬川深先生が荒ぶっておられる。

おお、なんというジゴクか! 猫の死体を詰め込んだ奴は誰だ!?
ところが、まとめ主によると、削除の原因は大量のリプライが発言主に来たためと言っています。


しかし、すでに荒ぶっている一部の勢いは止まらない。大量のリプライが来たことが原因と説明されても、こういうことらしい。


なるほど。リプライが大量に押し寄せることも「圧力」となると、猫の死体を突っ込みに来た奴らは大勢いるようだ。しかし、ご自分では調べる気がナッシングのようなので、ぼくが代わりに調べてみた。

まず、ツイッター検索で演算子を色々いじりながら、最も多くのツイートを回収出来る方法を確認したところ、単純に「発言主のアカウント」でツイート検索かけた結果が引用RT含めて多くのツイートを抽出出来る事を確認。

そこで、発言主の一連のツイート後、最初に来たと思われる感想リプライの日付である8月15日23時28分から、8月17日17時00分に「”糞リプが来まくって支障が出るレベルなので当面鍵閉めます”とのこと」というツイートの連絡が来た時間まで、発言主に来た感想リプライを集計してみました。

集計ルールとしては先に示した方法、「発言主のアカウント」でツイート検索をかけて、表示されたものの中から、コミケの話等、一連のツイートと関係無いものを抜いた。

ここで集めたツイートを、以下の基準で5つに分類しました。

  1. 『賞賛』:「すごい!」「素晴らしい!」のような好意的リプライ・引用リプ
  2. 『批判』:批判的なリプライ
  3. 『疑問』:一連のツイートを事実かと疑うもの。前後の文脈から判断して、「うーんこの()」等のリプもここに。
  4. 『bot』:バズってるツイートを紹介するbot、自動的にツイートされるもの等
  5. 『中性』:賞賛でも批判でもない、「うちの家族も戦争で〜」的な自分語り等

分類にはどうしても自分の主観が入るため、第三者が検証出来るようにツイート内容と分類のスプレッドシートを公開するので、物好きは見ておいて下さい。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1PkQ86O-OLU0tdZrNH_EEyBPstJDbuhM0BpoWYOzCWgs/edit?usp=sharing

集計の結果は、集計対象となったツイート数は156。ユニークアカウント数は138となった。ごく平均的なツイッタラーだと、2日で100以上も通知が来たら驚くだろう。この点はまとめ主の証言と一致する。で、その内容はどうか。ネトウヨの罵倒リプだらけだろうか?



自分が見た限り、罵倒や誹謗中傷に値するようなツイートは確認できなかった。賞賛と中性とbotがほぼ等しく、批判的なものは少なく、その中でも厳しい口調で批判しているのもなかった。もちろん、Twitterの検索はいまいち信頼性が薄い実感があるし、無料で表示されるのはストリームの一部という噂もあり、表示されなかったものの中に暴言が含まれていた可能性は否定出来ない。また、これを調べたのが8月18日の16時以降なので、騒動が大きくなったのを見て、攻撃者がリプライを消した可能性もある。

ただ、攻撃的なリプライが多数あったとしても、その痕跡が欠片も見当たらないというのはどう考えても不自然で、元から攻撃的なリプライは少なかったのではないか。問題は「糞リプだ」。

botに分類されたリプライは、全て糞リプと言える。全くの意味性を持たない、機械的で同じ内容の引用ツイートばかりだ。また、中性にも「うちは◯◯でした」というリプが少なからず見られるが、これが大量に押し寄せてきた時を想像して欲しい。聞いてもないのに聞かされる身にはたまらない。また、発言主に好意的であろう賞賛も正直一面的だ。ひとつふたつのリプライには気持ちよく応じられても、30以上来ると……。

というわけで、自分の調べた結果は、まとめ主の説明を補強する内容となった。批判的なものは少数しか発見出来ず、それもそこまで攻撃的でない。過去、ツイートする度に粘着してくるネトウヨから罵倒リプが飛んできた経験がある自分基準なので、「攻撃的」の敷居が高いかもしれませんが、そこが気になる方はスプレッドシート読んで確認して下さい。まあ、どっちにしろ批判的なものの母数は少なかったので結果は変わらんと思いますが。

さて、この騒動をネトウヨ愛国者による嫌がらせと勘違いした瀬川先生。このような嫌がらせ蔓延る日本では、将来は「自宅ポストに猫の死体が詰め込まれる」とまで想像たくましくした訳ですが、自分が見た限りではネトウヨ愛国者的な攻撃的リプライは無かったです。というか、”反戦”、”反安倍”と言った方々が糞リプに加わっているのが見られ(ぶっちゃけ右より多く)、そちらの方面の方々と普段から仲良くツイートされている瀬川先生におかれましては、その方面の方々に猫の死体を他人のポストに入れないよう、強く戒めて欲しいものです。

なお、キーパーソンであり事情の一端を発言主に確認しているまとめ主は、この騒動が変な形ばかりで拡散される事に少々呆れ気味のようです。



「ある層の人々」、厄介ですね。「軍事に卓抜した知識を持つ人々」みたいな野蛮人種じゃないのは文脈から明らかなんですが、自分勝手に騒ぐひどい人たちがいるんですね……。

しかし、自分も他人の不幸を自身の政治的主張のダシに使ってしまった過去はあり、こういうのは今後も律していかねば、と強く思いました(小学生並の感想)。


ところで、これをずっとMacbookで書いていたので、PCは漬物石のまま。これから号泣しながら組み立てますので誰か助けて(完)。

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