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市長辞任の日~山中市政を振り返る⑤

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奥田、野呂の両市長から継承した政策課題(合併、ベルファーム、海上アクセス)を継承した下村猛市政は、2005年(平成17年)の合併を経て、2006年(平成18年)から市民病院へのホスピス建設という独自色を出していく。

ホスピスは合併の年に進めるべく設置申請は既に県に出されていたが、合併協議でその準備は出来ず、期限オーバーになりかけていたことは、平成17年3月定例会でのわたしの一般質問ネタとなった。

ホスピス建設は19億円と高額だったにもかかわらず随意契約というかたちをとったことが議会で激しい議論を呼んだ。

本会議での否決を避けるために、反対から賛成に変わりそうな議員のところには市長自身から「説明させてほしい」と電話がかかったという。

結果は、僅差で可決。

しかし、駅西再開発は徹夜議会の末、会議が終了したのは翌朝の9時。これも数多くの反対を押しきり可決だったものの、のちに、市長自身が関連予算を白紙撤回せざるを得なくなる。

オール与党体制だったにもかかわらず、市長の手もとが狂い始めた。

原油価格高騰に伴い、海上アクセスの船の利用者補助として設定されたサーチャージ分の補助。これも、運行会社への赤字補てんの色合いが強かった。

最後は、市長選を2か月先に控えた中で、市民病院に国内ではわずか、世界でも20基ほどしかない5億円CTを市民病院に配備する予算を付ける補正。

これらの政策予算がすべて、市長選において、新人・山中光茂候補からの批判が向けられ、不利な材料となった。

(つづく)

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