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様相が変わってきた・・中国企業の決算。

2010年度の決算発表がピークを迎えている。

今までもそうであったが、決算なんて発表前にはおおよそ株価に織り込まれている。
「こんな好決算なのにどうして騰がらないの?」「減益または赤字なのに暴落しないの?」
心配しなくても、決算発表までに専門家屋さんやインサイダー屋さん達が業績を予測してある程度の株価に落ち着かせてはくれている。

よほどのサプライズがない限り、決算発表では株は下がるか大きく下がるか横ばいかちょい上げにになる場合が多い。

しかし、今年の決算シーズンはちょっと違和感を感じるというか異質な感じを受ける。

細かくは見てないが、やはり今まで(過去5年辺り)とは何やら様相が違う。
「この企業は儲かっていそうだな」と思っていた企業が全く伸びていなかったり、売り上げは伸びているのに利益が横ばいの消費系企業なども多く目にする。

また、「この辺は厳しいだろう」と感じていた、政策に沿っていない業界やいろんな形で抑制を食らっているはずの業界がさらに伸びていたりする。

特に思っていたほど利益が伸びていない業界には共通の理由が存在するような気がする。
多分その理由には競争の激化、人件費の高騰、そして原材料高の三重苦が関係していると思う。

そういう業界は沢山あるが、押しなべて言うと「低付加価値」な業界であろう。
競業他社が増え続けているので価格競争が激しく、人件費や原料費をなかなか価格に転嫁できない。いや粗利をどんどん削っても価格を下げていかないと商品が売れない業界も多い。

例をあげると食品業界でもそういう流れは顕著だろう。

2年ほど前から急に盛り上がってきた中国ワイン業界。
国産品、輸入品、一気に品数が増えた。
まだまだ国産品がフランスの一流ワインのように高付加価値をつけられる業界ではない。

しかし、市場を独占しているような企業は強い。
例えば、味千ラーメン。
今のところ日本式の本格ラーメンチェーンはこれだけだ。
中国人の友達がいれば分かるだろうが日本のラーメンはやはり中国人も大人気である。

味千に対してすぐにライバルは登場しないだろう。
日本の大手が進出しても、中国で成功するまでには色々と難題が多い。
どこかで大きなライバルが出現して一気にシェア落とすまではまずまず安泰だと思う。

そんな事を考えながら業界別、個別企業別に決算を見ている。

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