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- 2011年02月21日 22:55
バフェットが見ている未来・・・
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バフェットのBYDへの出資について語らせて貰います。
BYDはバフェットが買うちょうど一年前07年の春に私が主力として買っていた株である。
その時はリチウムイオン電池のトップシェア&携帯部品(現在はBYD電子として分離)の技術系メーカーという認識+05年に買収した自動車部門がようやく活躍し出した時だった。
私はBYDの主力車種F3(トヨタカローラのバッタもん)が田舎でどんどん売れているニュースを知り、これはオモロイと株を買った。しかし、07年の直通車相場の中スパイ容疑で起訴されたして株価的には大してオモシロくなかった。
それでも結局08年の2月に買値の2.5倍ほどで売却した。
その後、急激に株価が下がった時にバフェットはしっかりと8HKDでBYDへの出資を決めていた。
私はBYD車の品質の悪さと激安販売に支えられた経営戦略は長続きしないと思っていたので、バフェットの戦略が理解できなかった。BYDがバフェットの投資で何よりも真っ先に語られる「消費者独占力のある企業」に当て嵌まらないからだ。
07年当時、小型車で大きなシェアを占めていた夏利(シャレード)が7万元ぐらい、F3は5万元だった。そこから値下げするので4万元前後(日本円50万円)で売っている話も聞いた。
そりゃ、とにかく自動車が欲しいが5万元が限界、品質なんて二の次の田舎もんには馬鹿売れするだろう。
株価は80HKDを越えた。
私は17HKDとかで売ったからそこから一気に5倍弱まで騰がった。
これは間違いなくバフェット効果とF3の刹那的馬鹿売れの勘違い騰がりだった。
ココからが本題。
バフェットもこの急騰には戸惑ったのではなかろうか?
「いやいや、こんな急騰期待してませんよ、今のバッタもん激安車なんていくら売れようがそんな事に期待してBYDに投資したんじゃありません」
最近長期投資の勉強の為にバフェット本を何度も読み直しているが、読めば読むほどバフェットの狙いが分ってくる。そしてそれに相応じるように中国政府関係者からもポツポツと話が出てくる。
バフェットは「10年間株式市場が閉まっていても問題は全くない」と言い切れる世界一の投資家である。
株を買って2.3年の間の事、そして安いという事以外に何の魅力もないコピー自動車が売れようが売れまいがそんな事には全く関心はないと思う。
バフェットの狙いはやはり電気自動車である。
リチウムイオン電池の生産量で世界一を誇るBYD(07年当時の話、今は知らん)が電気自動車を作る。これは競争力がある。
電気自動車を売る。
まずはバフェットのコネクションとノウハウを頼りに北米を制し、販売網を世界に広げる。
これこそがバフェットの最終的な狙いであーる!!
ご静聴ありがとうございました。
バチバチバチ
調子に乗ってこんな回答を提出すれば、君はバークシャー大学ハサウェイ分校で単位を取れる訳がない。
では10年スパンでの本当の投資の目的は何か?
これはすでに世界一の自動車生産国となった中国という国の長期的野望と一致する。
最近この話チラホラと耳にする機会が増えてきたが、中国は本気で電気自動車先進国を目指すのではないか? 生産台数では世界一となったと言っても法の足枷で縛り付けている外車と外車のコピー国産車ばかり。何百年何十年の自動車生産販売の歴史を持つ先進国列強と同じ土俵で戦って勝てる訳はない。
中国国内に限っても、中国限定車などの投入でどんどん価格競争力がついてくる外資系メーカーが国産メーカーを圧倒してしまう可能性は高い。
昔、何とかという経済学者の本に印象的な話が書いてあった。
「世界に通用する自動車メーカーが育たない国は世界の一流国家になれない」
これは二つの意味があって、一つは自動車生産は知と勤勉の結晶とである事。
もう一つは自動車生産が齎す経済波及効果の大きさである。
トヨタとホンダと日産だけでどれだけの人間が生きている?
中国は絶対にロシアやカナダやオーストラリアのように自国自動車産業が育たない国にはなりたいくない。莫大な人口を抱える中国では雇用創出に一番効果のある自動車生産業が欠かせない。
中国のシンクタンクはこのまま市場を完全解放してしまえば、ジワジワとだが外資系に侵食され最後には完全にやられると予想していると見る。
BYDはバフェットが買うちょうど一年前07年の春に私が主力として買っていた株である。
その時はリチウムイオン電池のトップシェア&携帯部品(現在はBYD電子として分離)の技術系メーカーという認識+05年に買収した自動車部門がようやく活躍し出した時だった。
私はBYDの主力車種F3(トヨタカローラのバッタもん)が田舎でどんどん売れているニュースを知り、これはオモロイと株を買った。しかし、07年の直通車相場の中スパイ容疑で起訴されたして株価的には大してオモシロくなかった。
それでも結局08年の2月に買値の2.5倍ほどで売却した。
その後、急激に株価が下がった時にバフェットはしっかりと8HKDでBYDへの出資を決めていた。
私はBYD車の品質の悪さと激安販売に支えられた経営戦略は長続きしないと思っていたので、バフェットの戦略が理解できなかった。BYDがバフェットの投資で何よりも真っ先に語られる「消費者独占力のある企業」に当て嵌まらないからだ。
07年当時、小型車で大きなシェアを占めていた夏利(シャレード)が7万元ぐらい、F3は5万元だった。そこから値下げするので4万元前後(日本円50万円)で売っている話も聞いた。
そりゃ、とにかく自動車が欲しいが5万元が限界、品質なんて二の次の田舎もんには馬鹿売れするだろう。
株価は80HKDを越えた。
私は17HKDとかで売ったからそこから一気に5倍弱まで騰がった。
これは間違いなくバフェット効果とF3の刹那的馬鹿売れの勘違い騰がりだった。
ココからが本題。
バフェットもこの急騰には戸惑ったのではなかろうか?
「いやいや、こんな急騰期待してませんよ、今のバッタもん激安車なんていくら売れようがそんな事に期待してBYDに投資したんじゃありません」
最近長期投資の勉強の為にバフェット本を何度も読み直しているが、読めば読むほどバフェットの狙いが分ってくる。そしてそれに相応じるように中国政府関係者からもポツポツと話が出てくる。
バフェットは「10年間株式市場が閉まっていても問題は全くない」と言い切れる世界一の投資家である。
株を買って2.3年の間の事、そして安いという事以外に何の魅力もないコピー自動車が売れようが売れまいがそんな事には全く関心はないと思う。
バフェットの狙いはやはり電気自動車である。
リチウムイオン電池の生産量で世界一を誇るBYD(07年当時の話、今は知らん)が電気自動車を作る。これは競争力がある。
電気自動車を売る。
まずはバフェットのコネクションとノウハウを頼りに北米を制し、販売網を世界に広げる。
これこそがバフェットの最終的な狙いであーる!!
ご静聴ありがとうございました。
バチバチバチ
調子に乗ってこんな回答を提出すれば、君はバークシャー大学ハサウェイ分校で単位を取れる訳がない。
では10年スパンでの本当の投資の目的は何か?
これはすでに世界一の自動車生産国となった中国という国の長期的野望と一致する。
最近この話チラホラと耳にする機会が増えてきたが、中国は本気で電気自動車先進国を目指すのではないか? 生産台数では世界一となったと言っても法の足枷で縛り付けている外車と外車のコピー国産車ばかり。何百年何十年の自動車生産販売の歴史を持つ先進国列強と同じ土俵で戦って勝てる訳はない。
中国国内に限っても、中国限定車などの投入でどんどん価格競争力がついてくる外資系メーカーが国産メーカーを圧倒してしまう可能性は高い。
昔、何とかという経済学者の本に印象的な話が書いてあった。
「世界に通用する自動車メーカーが育たない国は世界の一流国家になれない」
これは二つの意味があって、一つは自動車生産は知と勤勉の結晶とである事。
もう一つは自動車生産が齎す経済波及効果の大きさである。
トヨタとホンダと日産だけでどれだけの人間が生きている?
中国は絶対にロシアやカナダやオーストラリアのように自国自動車産業が育たない国にはなりたいくない。莫大な人口を抱える中国では雇用創出に一番効果のある自動車生産業が欠かせない。
中国のシンクタンクはこのまま市場を完全解放してしまえば、ジワジワとだが外資系に侵食され最後には完全にやられると予想していると見る。



