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株は買わなきゃ分らない。

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株がいかに心理的なゲームであるか・・・

例えば、短中期的なトレードを心掛けているとしよう。
ある程度株が騰がったのと何となくこの先相当ヤバそうな流れが来るのでは・・と予想し投資金を100%キャッシュにした時。
100%株で持っていた時にあんなに不安に怯えていたのに、今度はちょっとした騰がりにビクビクし心中穏やかじゃなくなる。
私も08年の夏、それまで良く騰がったテンセント含め持株の80%以上を現金にして更なる下げを待った。もともと下げていたのですぐに大きく反発するのではと疑心暗鬼でちびちびとお金を使い本当の暴落までキャッシュを温存できなかった覚えがある。

100%株ならいつも暴落に怯え、100%キャッシュならいつも暴騰に怯える。
自分のポジションにより世界を見る目が180度世界が変ってしまうのが投資の世界だという事。

つまり、投資にいつも付き纏う不安は現実の何かに対するものじゃなく、その殆どは自分の心の中で作り出されたものがほんの少しの現実によって大きく増幅されたものなのだ。

また、持株にしてもそう。
株は買わなければ分らない。
いくら時間をかけて財務諸表を調べようが、アナルレポートを穴が空くまで眺めようが、企業訪問しようが買って見なければその株は分らない。
それも懐が痛まない程度の金額じゃ無意味、下げればしっかりと腹が痛くなる金額を放り込んでようやくその銘柄の本筋に少し触れる事ができる。

持株でない時には「あの銘柄いいなぁ〜、欲しいなぁ」と思っていても、いざ買ってみたらつまらなくて仕方ないという事が多々ある。隣の芝が青く見えているだけなのだ。
そして、持株にしてみると今までこれは素晴らしいと感じていた部分が逆に欠点に見えてくるのも常である。

例えば、本当かただの噂か分らないが瑞年の農業参入の話題。
中国の食糧不足など問題を考えれば、大きな投資によりる大規模農業は有望でありQさんの話を聞くと「農業株いいかなぁ〜」とも思うのだが、いざ自分の持株になると「不作ならエライこっちゃ、また農薬から基準値を超えたナンタラが・・とか鶏インフルが・・」なんて不安材料の方がムクムクと大きくなる。

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