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ドル124円後半にじり高、株価が下げ幅縮小

[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の124.78/80円だった。午前中は中国人民銀行による人民元の切り下げを受け124円後半まで上昇したが、利益確定売りに押され勢いは続かなかった。午後に入り、いったん下落していた中国株や日経平均が値を戻すと、ドル/円も再びじり高となった。

朝方のドル/円は、日経平均株価が前日比プラス圏を推移する中、仲値公示にかけて強含んで推移した。ただ、夏季休暇中の参加者も多く、上値追いのエネルギーが高まらないとの指摘が出ていた。

午前10時半過ぎに、中国が人民元を約2%切り下げたことが伝わり、ドル/円は一時124.89円付近まで買われた。

市場では「切り下げ自体は想定内だったが、幅が思っていたより大きかったので驚きもある」(外銀)との見方が聞かれた。

ただ、その後は利益確定売りに押され、124.61円付近まで反落した。このところのドル/円は125円台に定着できておらず、125円の壁も意識されていたようだ。

一方、人民元切り下げの発表後の日・中株価は下落した。中国政府は相次いで経済対策を打ち出しており、今回の措置もその一環とみられたが「素直に好感するというより、そこまで経済実態は悪いのかという受け止めが先行しやすい」(国内金融機関)という。

ドル/円はリスク回避ムードで上値が押さえられたが、午後に中国株がプラス圏に浮上し日経平均が下げを縮めると、ドル/円も124円後半にじり高となった。

中国人民銀行は、基準値改革を反映させるためだとして、人民元の約2%の切り下げを実施した。きょうの人民元対ドル基準値は1ドル=6.2298元で、10日の対ドル基準値は6.1162元だった。

市場では、中国では貿易収支が悪化しているため、人民元切り下げによる輸出のテコ入れが予想されていた。週末に発表の中国7月貿易収支では、輸出が前年同月比8.3%減と、前月の2.8%から悪化し、市場予想1.5%減を大幅に下回った。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 124.78/80 1.0967/71 136.86/90

午前9時現在 124.63/65 1.1014/18 137.28/32

NY午後5時 124.61/64 1.1016/19 137.22/26

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