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豪中銀、16年の成長率見通し引き下げ 様子見示唆=金融政策報告

[シドニー 7日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は7日に発表した四半期金融政策報告で、人口の増加ペース鈍化を反映して2016年の成長率見通しを引き下げた。さらに、今年2度の利下げについて、まだ効果が行き渡りつつある段階だとし、当面は様子見を続けることを示唆した。

中銀は、米連邦準備理事会(FRB)が年内にも利上げを開始すれば、豪ドルが一段と下落する「合理的な可能性」がある、と指摘した。

しかし、前回報告に盛り込まれていた「豪ドルのさらなる下落が予想され、かつ必要でもある」という文言は、今回の報告からは外した。

豪中銀は、2015年2月と5月に25ベーシスポイント(bp)ずつ利下げし、政策金利は現在、過去最低の2.0%になっている。

中銀は政策報告で「5月の報告以降、理事会は金融政策の緩和的なスタンスが引き続き適切と判断している」と表明した。そのうえで「理事会は引き続き先行きを注視する。需要の持続的な成長や、目標に沿ったインフレを実現すべく、必要に応じて政策を調整する」としている。

中銀は、2015年の成長率見通しを2.5%に据え置いた。一方、2016年の成長率予想については、従来の2.75─3.75%から2.5─3.5%に下方修正した。また、成長率は2017年末までには、3.0─4.5%に向け段階的に加速するとの見方を示した。

2016年の成長率見通しを下方修正したのは、主に人口の伸び鈍化を反映している。中銀は、向こう数年間の人口の伸び率について、年1.5%との見通しを示し、従来見通しの1.75%を下方修正した。

また中銀は、基調インフレ率について、予見可能な将来において、中銀の目標レンジである2─3%内で推移する、との見通しを示した。

<労働市場の緩みは若干縮小>

中銀は、労働市場や企業の経営環境、豪ドル安の効果について、従来よりも明るい見方を示した。労働市場には依然、緩みが残っているものの、緩みは従来の予想よりは若干縮小した、との認識を示している。

中銀は報告のなかで「豪ドルの相場下落が、国内産のモノやサービスへの需要に対する追加的な支援になっていることを示す兆候が強まっている。いずれは、投資の拡大につながるだろう」との見方を示した。

中国については、リスクは引き続き下向きと指摘。中国株の最近の混乱により、中国経済の見通しが不透明になった、との認識を示した。

*内容を追加して再送します。

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