記事

英中銀、金利据え置きを8対1で決定=議事要旨

[ロンドン 6日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が公表した8月の金融政策委員会議事要旨によると、同月の委員会では8対1で政策金利を0.50%に据え置くことを決定した。

マカファーティー委員が25ベーシスポイント(bp)の利上げを主張した。ただ、他の8人の委員は利上げを急がない姿勢を示し、前年比ゼロ%の状態にあるインフレ率の上昇は緩やかなものになると予想した。

マカファーティー委員は2014年後半にもウィール委員と共に利上げを主張したことがある。

ロイター調査に協力したエコノミストの大半は、2人の委員が利上げを主張するとみていた。利上げに投票する委員が3人になると予想したエコノミストもいた。

英国ではBOEが2007年以来となる利上げに踏み切るのではないかとの観測が、原油価格の下落により後退。金融政策委員会(MPC)は今年1月以降、全会一致で金利据え置きを決めてきた。

米連邦準備理事会(FRB)は今年後半に利上げを開始すると予想されており、BOEの利上げがこれより先になると予想するエコノミストは少ない。

原油価格が再び下落し、過去3カ月間にポンドが強含んでいる一方で、BOEは今回、2年以内にインフレ率が2.0%の水準に回復するとの見通しを示し、5月時点の予想を変更しなかった。

BOEによると、これらの見通しは利上げが来年第2・四半期以降になることを織り込んでいる金融市場を基にしたもの。エコノミストらの間では、2月になるとの見方が大勢を占める。

ポンド高や燃料費の下落により、少なくとも来年半ばまでは、物価上昇は下方圧力を受けるとBOEはみている。

議事要旨によると、「一部の委員」が予想中央値を上回るインフレのリスクがあると主張した。

ただ、議事要旨全般の基調や、今回初めて議事要旨と同時に公表された四半期インフレ報告は、BOEがインフレ抑制に向けポンド上昇の可能性に注目していることを示唆している。

BOEは、賃金水準が最近想定を超える大幅上昇を見せたにもかかわらず物価上昇が限られたのは、英国の生産性の伸びが上向き始めたことも背景にあると説明した。

GDP伸び率予想については、2015年を2.8%とし5月時点の予想の2.5%から上方修正。16年は当初予想の2.6%で据え置き。17年については2.5%と、当初予想の2.4%から上方修正した。

トピックス

議論福島第一原発処理水の海洋放出は許容できるリスクか?

ランキング

  1. 1

    田原氏「菅首相は地雷を踏んだ」

    田原総一朗

  2. 2

    北野武 死の「理由」憶測に持論

    NEWSポストセブン

  3. 3

    ひろゆき氏が日本の日付管理評価

    西村博之/ひろゆき

  4. 4

    東京五輪中止の噂に組織委真っ青

    WEDGE Infinity

  5. 5

    ヒトの善意で生物が死滅する恐れ

    fujipon

  6. 6

    白昼堂々万引きも放置? 米の現状

    後藤文俊

  7. 7

    大阪都構想 橋下氏が悪目立ちか

    早川忠孝

  8. 8

    デジタル化の加速で高齢者に懸念

    船田元

  9. 9

    岡村隆史の結婚でNHKは一安心?

    渡邉裕二

  10. 10

    日本を利用し中国に媚売る文政権

    PRESIDENT Online

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。