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成長が期待される日本の新産業分野~元気で長生きできる国「日本」 活動レポート2015年8月号

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「わが国が世界一であるものは何でしょうか」という問いでなかなか答えとして思い浮かばないものがあります。
100歳以上の人口は現在、おそらく世界一でしょう。わが国は2013年に100歳以上の方が5万4397人でした。アメリカも同時点で5万人を超えていましたが、ここ数年の伸びを考えるとわが国が世界一のようです。
また、新生児死亡率は、1000人中1人でアイスランドやシンガポールなどと並び世界最少です。さらに、高齢者が集う世界マスターズ陸上競技の100歳以上の男子100mの部で世界記録を打ち立てたのは日本人ですし、女子の部における95歳以上の部のタイトルもだいたい日本人が持っているそうです。

成長が期待される健康・医療産業の分野

わが国で1年間に国民が保険および医療に投じた費用の合計である医療費は39兆円ですが、この中にはフィットネスジムの費用やサプリやトクホあるいは人間ドックなどの費用が含まれていません。
それらをすべて合わせると、健康・医療産業の市場規模は100兆円を超えます。
そしてこの分野は今後も伸びることが予想されますので、そこに今後のわが国の経済を活性化させる鍵があります。

市場を伸ばし、経済活性化につなげるために

市場を伸ばし、経済活性化につなげるには医療費とその他では市場のありようが異なることを理解する必要があります。
医療費の公的支出は健康保険会計から支払われますし、価格は政府が決めています。
同じ薬はどこで処方されても同じ価格ですし、同じ手術はどこの病院で手術をしても同じ価格が支払われます。
一方で、医療費以外の分野、例えばトクホの飲み物は購入する店で価格が異なりますし、フィットネスジムの価格もジムにより異なります。
別の言い方をすると医療費の公的支出の分野は支払者が政府のみの購入独占の市場であるのに対して、その他の分野は消費者が自由に必要なものを多彩な供給者から選べる市場です。

求められる新しい制度の導入

多彩なものから自由に選べる市場において経済が活性化する要件は、消費者が各々のサービスや製品について十分な知識を持つことが必須です。
医療費の分野についても、新しい治療法等をできるだけ早く利用可能にすることで、その治療法等の海外への輸出にもつなげていくことになりますので、そうした制度の導入が求められます。

衆議院議員 浅尾慶一郎

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