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自衛隊に声楽家が入隊 鶫真衣さんの役割って? 国民との架け橋って何だろう

昨年の秋に陸上自衛隊に女性の音大出のボーカリストが入隊されたそうで、その演奏オファーが殺到しているそうです。
陸自の“歌姫”効果中部方面音楽隊が引っ張りだこ」(神戸新聞2015年8月1日)

殺到というのがどの程度なのかはわかりませんが、神戸新聞の記事では、「自衛隊と国民をつなぐ架け橋としてPR活動などに奔走している。」だそうです。
戦争法案が審議されているときだからこそなのか、それとは無関係なのか、ということにはなりますが、どう考えても前者です。
昨年、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定以降、自衛隊は冬の時代に入り、志願者が激減していきました。
戦争法案が審議入りして以降、さらにこの志願者減少に拍車が掛かります。
自衛隊は冬の時代志願者が減少するのは必然法科大学院制度や裁判員制度の惨状からの考察

このような自衛隊にあっては、歌姫の存在は自衛隊を柔和に印象づけ、自衛隊への「支持」を集めたいという思惑は露骨です。
しかも、いわゆる「美人」が全面に押し出されていますが、これもまた今はやりの「美人すぎる」という下品なキーワードがネット上に散乱しています。


「美人すぎる市議」って一体何だろう?これって一体何の投票ですか

この隊員もオペラみたいな歌をうたっていますが、そのうち軍歌も覚えていくことになるのでしょう。
演奏する音楽隊は、このようなイベントによって自衛隊を広報することもその役割なのでしょうが、本来的には、このような観閲式(閲兵式)での演奏でしょう。士気高揚だったりもします。

この観閲式でも音楽隊は活躍!


流れる音楽は(13分30秒あたりから始まります)、「陸軍分列行進曲」、「軍艦行進曲」、「空の精鋭」ですが、一体、いつの時代なのっていう感じです。
自衛隊って今でもこのようなことをしているわけです。この自衛隊が海外に展開しようとしているのです。
自衛隊って帝国軍隊なの?

「陸軍分列行進曲」はこれで有名


ところでこの歌姫殿も宣誓はされたそうです。
自衛官になる際、危険を顧みず、身をもって責務を果たすと宣誓した。「すぐには言えない言葉だったけど、訓練を重ねて自覚に変わった」と振り返る。」(前掲神戸新聞)

どこまで本当に自覚しているのか、ホルムズ海峡までいくことを想定しての自覚なのかが問われているのですが、音楽隊だから戦地に行かないだろという認識だったらお粗末です。
そして、この戦争法案の審理の真っ最中に自衛隊をPRする記事の掲載は何だか場違いです。
ただ「美人すぎる」声楽家隊員を全面に押し出した自衛隊の広告記事でしかありません。

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