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英語だけでは不十分な時代? 若者にとっては多いなるチャンスだろう

北アフリカに行く。英語がまったく通じない。ガイドもフランス語だめだというと急に不安顔になる。案の定、フランス語なまりの片言の英語が出てくる。こちらもネイティブでないから相手の言いたいことをうまく察することができない。


フランス語が通じないことはかなり厳しい。

街で歩いている人に銀行どこ?と聞くと、3,4人が集まってくる。英語が通じない。3,4人もいて一人も英語が通じない。BANKが通じない。フランス語でもBANQUEのはずなのに・・・。イタリア語はしゃべれるか?と聞いてくる。しゃべれるわけもない。結局、銀行は発見できず。

スペインを旅行していてもそうだ。田舎町では英語はまるで通じない。スペイン語のほうは若干興味があるのでなんとかぎりぎり旅行会話程度の意思疎通ができて不便ながら旅行はできるという感じではある。

英語さえしゃべれば世界のほとんどの人となんらかのコミュニケーションがとれるように我々日本人は思い込まされてきた。

しかし、世界の現実はまったくそうではない。僕の無知もあったのだろうが、欧州に来てそれを本当に痛感・実感させられる。

アフリカ諸国ではフランス語が幅を利かせている。そういった話は聞いたことがあったが、それでも今の時代、英語はかなり通じるだろうと思っていたが、どうもそうではなかった。

南米でのスペイン語ってのはどうなんだろうか?英語はどの程度通じるのだろうか?

少なくともロンドンでは特に営業なんてのは2ヶ国語・3ヶ国語話せるは当たり前だ。もちろん、みんな英語にしても完璧でないから、後で意思疎通がうまくいってなかったことが判明してトラブルが発生することもよくあるけど。

新興国のキャッチアップがすごい中で、企業で求められる人材はおそらく英語がある程度出来て、+αのもう一ヶ国語というのが当たり前の時代がやってくるのではないだろうか。

日本人も世界にどんどん打って出ていく時代。日本人にとっても日本語以外に2ヶ国語をしゃべるのはある程度当たり前という時代がやってくるのかもしれない。

僕はもう30歳。いまからもう一ヶ国語習得するのはかなり厳しいと客観的には思う。(ま、その前に英語が・・・。笑)

しかし、こういった世界の変化は今の若者は多いにチャンスだと思う。今、思えば大学のときに第二外国語をもっとやっておけばと本当に後悔している。

間違いなく、語学力は今後、ビジネスの世界で生きていく上で大きな武器になるだろう。

でも恐れる必要はない。きれいな発音で英語がしゃべれる外国人なんてロンドンでもほとんどいない。みんな母国語なまりのよくわからない英語だし文法がおかしいことも多い。そもそもイギリス人自体が方言が強すぎて何言っているのかよくわからないやつもたくさんいる。日本人だってあつかましくしゃべればいいだけだ。

さらに、ここで重要なのはトレードオフの関係を見極めることでもあると思う。どれくらいの時間を英語に投資してどのレベルを目指すのか、その上でどの段階でもう一ヶ国語目に進むのかだ。収穫は必ず逓減するからあるレベルで英語の伸びが落ちてくる場面があるはずだ。そこで英語に見切りをつけて他の言語に移れるかも非常に重要な判断なような気がする。(あるいは同時並行で他の言語に力を入れるかどうかの判断)

いずれにしても、今までは海外に出て英語の習得に力をいれるくらいなら日本にいてその分をいい大学を出ることに対する投資にあてれば後者のほうがリターンが大きかったのが本当のところだろう。

しかし、今後は両者のどちらがいいかはもっと均衡するだろう。

誤解を恐れず言えば、受験脳が低い人たちでも語学をマスターすることによって活躍の舞台は格段に広がるだろう。

これは多くの若者にとっては多くのチャンスであり、使えないおじさんたちを押しのけるチャンスだと思う。日本がやばいといって、不安がっていても何も始まらない。この変化の胎動をチャンスに変えるように若者達にもっとがんばってほしい。

ちょっと大げさかもしれないけど、明治維新の時代になる可能性は本当にある。この変化を若者が自助努力の精神を発揮してチャンスにできれば・・・。政治界も経済界も一気に若返りが進むだろう。期待しすぎかなあ。

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