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「体調不良で休むときは代わりを探すべき」 学生バイトのブラック過ぎる主張に「奴隷の鎖自慢」の声

雇用形態にかかわらず、ある程度の期間働いていれば誰でも急に仕事を休まざるをえなくなることがあるものだ。しかしアルバイトの間では、なぜか休む際には「代わりを探す」ということが暗黙の了解となっている様子だ。

最近もツイッターでこんなやりとりがあり、ネット上で話題となっている。ある女性が7月22日、体調不良でバイトを当日休むときに、勤務先から代わりを探すよう言われても「その必要はありません」と投稿した。

「代わりをさがすのは、雇う側です。1人休んで回らないのは、体調管理ができていないあなたが悪いのではなく、労務管理ができていない経営者が悪いのです。迷惑をかけているのではありません」

法律的には代わりの要員を探す義務を負っていないが

アルバイトは体調が悪ければ気にせず休んでいい、代わりを探すのが会社や上司の役目という内容だ。しかしこの投稿が、ツイッター上で炎上を招くこととなった。

「体調管理出来てない方が悪いのでは?代わりを探す努力は必要だと思いますけど」
「それは無責任すぎますよ。何でも雇う側のせいにしていたら、仕事なんて出来るわけない」

大手ファミレスチェーンでバイトをしている学生も、「雇う側がどうのとか言うても、それを受け入れて働いてるねんから自己責任です」とツイートしていた。批判を投稿するアカウントを見てみると、当事者である学生アルバイトやフリーターと見られるユーザーが多い。

ちなみに法律的には、バイトが代わりの要員を探す必要はない。弁護士ドットコムの記事でも、バイトは雇用契約に基づき労務提供義務を負うが、他の従業員を手配する義務までは負担していないと弁護士が解説している。

「他の従業員を手配することを会社が業務命令として出すことは許されず、業務命令権の濫用となり無効となります」

責任は経営者にあり「バイトがバイトを叩くのは地獄」

それでもツイッター上を見る限り、「休むときは自分で代わりを探す」という考え方が強いようだ。このやりとりがTogetterにまとめられると、はてなブックマークには「奴隷の鎖自慢」といった声が多数寄せられた。

「バイトが結束して『ふざけんな!』と経営者や管理者に中指を立てるべきなのになぜ『責任感がない』とバイトがバイトを叩くんだ?地獄だろそんなの」
「奴隷体質の奴って周りにも奴隷になれって強要してくるから関わりたくない」

「代わりを探せ」と主張をする人は、おそらく過去に欠員が出たことで自分が迷惑を被ったことがあったのだろう。自分が困ることは他人にもしないというのは、確かにモラルの話としてはありうる。

ただ、はてブでは「迷惑かどうかと、責任の所在は別」であり、「欠員に対する冗長性の確保は、経営層の責任だろ」というコメントも寄せられていた。「体調管理ができていないのが悪い」という主張にも「(自分は)死ぬまで病気はおろか風邪すらひかないってことなのかな。不老不死かな?」という皮肉が出ている。

ツイッターでは、問題提起をした女性に対し、社労士の資格を持っているというユーザーが「日本の労働環境が改善しないのは、やはり労働者側の権利意識の低さにあると思います」と指摘。「啓蒙なくして労働環境の改善はありえないと結論に達しました」と投稿していた。


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