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金利上昇は景気回復期待からか?

FEDのQE2実施以降、各国の金利が上昇している(債券が売られている)。同時にコモディティ価格や株価は上昇している。

たしかに、FEDの政策と関係なくQE2実施以降のアメリカの経済指標は改善してきているし、同様の傾向が欧州でも見られる。

間違いなく景気は良いほうにいっているとは言えるだろう。

しかし、本当にこの金利上昇は手放しに喜べるものなんだろうか?単純な分析をしたい。

名目金利は当然ながら実質金利+期待インフレ率で決定される。(フィッシャー式

そして、名目金利も実質金利も市場で取引されているから、測定可能だ。(一般に金利といわれて多くの人がテレビニュースや銀行で目にするのは当然名目金利のほうである)

アメリカの両方の金利をチャートで取ったものをみてもらいたい。

リンク先を見る(FRBのHPから筆者が作成)

どうだろう?FEDのQE2実施観測が強まった2010年8月時点からで比べると・・・。

名目金利は約1.1%上昇しているが、実質金利は0.3%ほどしか上昇していない。

これが何を意味するのか?

金利上昇はインフレ警戒による部分で説明される部分が多く、景気回復期待によって説明される部分はそれほど多くないということだ。

同様の状態は英国や日本の金利からも観測される。

FEDのQE2の効果だといっている人も居るが・・・。ま、インフレ率さえ上がればいいと言う人にとってはそうだろうが・・・。実際には成長がついてこないと意味がない。今の金利上昇はいい金利上昇なのか悪い金利上昇なのかはもう少しみないとわからないだろう。

救いなのはオバマが親ビジネス路線に(妥協のためとはいえ)舵を切ったことだろう。

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