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キーエンスの4─6月期は過去最高益、中国「減速感出ていない」

[大阪 31日 ロイター] - キーエンス<6861.T>が31日発表した2015年4─6月期連結決算(日本基準)は、売上高が前年比20.8%増の880億円、営業利益は同25.7%増の458億円と、いずれも4─6月期として過去最高を更新した。世界的な工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)需要で、主力のセンサーなどが大きく伸びた。

売上高営業利益率は52.1%となり、これも4─6月期として過去最高となった。

山本晃則社長は会見で「海外、国内で売り上げが好調に推移しており、過去最高の業績をあげることができた」と語った。

海外売上高は前年比24%増の459億円だった。地域別の伸び率は北米・中南米が5%、アジアが49%、欧州その他が17%。

海外では中国市場の先行きに対する不安感が広がっているが、山本社長は「4─6月期は減速感は出ていない」としたうえで、足元の7月から8月にかけても「大きなマイナスはない」と語った。「マスプロダクションに使われるような量産用途の受注は確かに減っているが、人件費の高騰や人材の確保が難しい問題があり、省人化・自動化への引き合いは多い」という。「マスプロはマイナス、自動化はプラスだが、今のところは計画通りで推移しており、プラスマイナス同じような感じだ」と指摘した。

中国では人件費の高騰により、低賃金をベースとした従来型の低コスト大量生産モデルは立ち行かなくなりつつあり、FA市場は高い伸びが期待されている。

国内売上高は前年比17%増の412億円だった。企業の好業績や円安基調を背景とした設備投資需要が追い風となっているが、山本社長は「設備の更新や増強の流れは今後も続くだろう」と強気の見方を示した。

*内容を追加します。

(志田義寧)

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