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そんなに賃金が下落してるの?

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デフレだーー。賃金が下落してやってらんねーー。オレの青春が〜。バブルのころを楽しんだおじさんたちがうらやましい。なんとかしろーー。生活ができないーー。韓国や中国に抜かされて日本は破滅だーー。

という怨嗟の声が聞こえてくる。おそろしい。おそろしい。

ま、僕もそんなに生活が楽なわけでもない。笑

それにしても名目賃金は下落しているが物価も下落しているはずだ。なのにそんなに生活が苦しいんだろうか?いろんな物が安くて日本なんてすごく生活しやすいと思うんだけど。早く戻りたい。


たいして景気もよくないのにまずい飯と対応の悪い地下鉄とその他いろんなものの値段がどんどん値上がりするイギリスのこともちょっとは知ってほしいもんだ。先日の消費税増税でも当然のごとく多くの小売店が便乗値上げをした。物価上昇がいいわけじゃないって。ほんと。と身にしみて感じている。いい経験だ。

それはそうと、実際、名目賃金は消費者物価(CPI)およびGDPデフレーターをそんなに大きく下回って下落してるんだろうか?グラフにとってみた。上が給与とCPI、下が給与とGDPデフレーターだ。

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(賃金上昇率は国税庁のその年1年勤続した人の平均給与のデータより)


どうだろう?両者ともリーマンショックの影響が大きく出た2009年を除けばそれほど低下率に差がないのがわかる。GDPデフレーターと比べた場合にはだいたいにおいて給与の伸び率のほうが上回っているくらいだ。リーマンショックは日本固有の要因でないから文句を言っても仕方ないだろう。鎖国なんてできるわけないんだし。

それから、CPIは強めに出る特徴があるらしいから、そのことを踏まえるとCPIと賃金を比べたときも本当は両者の伸び率(下落率)には差がないのかもしれない。

なんだ賃金下がっても物価も同じくらい下がってるのか。じゃ、世の中の不満はただの幻想か。とも思えるかもしれない。僕は半分くらいそう思っている。

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