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【ムネオ日記】2010年11月9日(火)

 7日、開催されたニューヨークシティマラソンで、チリ鉱山落盤事故で2ヶ月半ぶりに救出された、エディソン・ペニヤさんが5時間40分で完走したというニュースに驚きと感激である。

 救援を待つ間も坑道内を約10キロ毎日走っていたそうだが、それにしてもすごい精神力である。人間やはり目標や信念を持って生きる事が大事である。

 昨日発表された共同通信の世論調査で菅内閣の支持率は32.7%、先月の調査47.6%から14.9ポイント下がっている。不支持率も36.6%だった先月の数字から46.6%に上がっている。74%の人が菅外交を評価しないと答えている。

 読売新聞の世論調査も同じような傾向である。支持率は35%、不支持率は55%。

 ここからが菅政権の正念場である。政権交代して1年たつが政権交代で何が変わったか見えてこない。ここがポイントだ。自民党官僚政治と違う事を国民に明らかにする事である。

 一つは、官房機密費を公開することだ。自民党政権ではないと国民に嘘を言い、全く隠し通してきた。民主党は情報開示・透明性を確保します。国民の税金ですからとオープンにする事だ。

 一つは、事業仕分け目先のパフォーマンスより国会議員の定数削減である。300小選挙区を200にし、衆議院議員を100人削減する。参議院は人口100万人につき1人、125人にし、117人削減する。国会議員の給料を半分にし、ボーナスは返上する。こうしたわかりやすいことを、すぐ出来ることをやることである。そこに菅首相のリーダーシップが発揮されれば自ずから国民の理解、支持は出てくる。

 一つは、企業・団体献金の廃止である。

 以上3つは、菅首相がこうしますと言えば出来る事である。国会の議論を待ちたいなどと言わず、菅首相がカードを切る事だ。この姿勢を国民は待っている。自己保身よりも国民の側に立った政治を今こそ断行すべきである。

 そうしないとせっかくの政権交代が又、戻ってしまう。黙っていては何も前進がない。自然体で淡々とこの3つの事を進める事が1番の特効薬である。

 尖閣映像がネットに流れ物議をかもしているが、ネットで44分海上保安部編集のものが流れ、国民の目いや世界の目に触れているのに国会ではわずか6分50秒の衝突ビデオしか流さないと言うのは陳腐な話ではないか。皆が見てしまったものを政府はなお非公開というのは現実的でない。メンツや刑事事件の証拠物といった理屈はいらない。真実を国民に伝え真実に基づいて対応するしかない。

 菅首相が8日の予算委員会で「管理不行き届きでありお詫び申し上げたい」と自民党議員の質問に答えているが、それは国民に対してお詫びしなければいけない。その為にもビデオを全面公開することだ。もはや機密ではなくなっているのだから。世界の人が見ているのである。ここも頭の切り替えを速やかにして国民の側に立つ対応をしていただきたい。

 中国人船長を処分保留で起訴せず釈放し、ビデオを流した者が起訴処分されるというのはとってもわかりづらい。ビデオを流出した者が、私は国民の知る権利に答える為、又国益を守る為に、真実を明らかにする為に、私は流したと堂々と手を上げる勇気も必要ではないか。

 潔さも時には大事なことである。

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