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訂正:ユーロ上昇、ギリシャ議会が第2弾改革法案可決

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 23日のニューヨーク外為市場では、ユーロが上昇。対ドルでは約1週間ぶりに一時1.10ドルの大台を回復した。ギリシャ議会が金融支援交渉再開の条件となっていた第2弾の財政改革法案を可決したことで、ユーロが買われた。

終盤の取引でユーロ/ドル<EUR=>は0.6%高の1.1000ドル。ユーロ/円<EURJPY=>も0.6%高の136.19円となっている。

ウェルス・ファーゴ・インベストメント・インスティテュート(セントルイス)のグローバル市場ストラテジスト、ポール・クリストファー氏は、ギリシャ救済に向けた23日の動きについて「市場はこれをユーロにとって前向きな材料と見ている。そして、ギリシャは債権団との交渉再開でイニシアチブをとるとする見方さえある」と述べた。

ただ、ギリシャが長期にわたって債務返済ができ、ユーロ圏にとどまることができるか疑問視する見方も根強く、ユーロの上昇を半信半疑で見ているアナリストもいる。

BNPパリバ(ニューヨーク)で通貨ストラテジストを務めるバシリ・セレブリアコフ氏は「市場はユーロを売り持ちにしてきた。このような断続的に起こるスクイーズ(ショートカバー、売り持ちの解消)は特に驚くようなことではない」と指摘する。

ドル/円<JPY=>は0.1%安の123.79円で終盤取引されている。

朝方発表された18日週の米新規失業保険申請件数は25万5000件で、1973年11月以来41年ぶりの低水準を記録。これでドルが一時、対円で下げ渋る場面もあった(訂正)。

ドルの主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は直近0.5%安の97.094。

国際通貨基金(IMF)は23日、ドルが一段と上昇すれば他国に悪影響が及ぶ恐れがあると警告した。

その他通貨ではニュージーランド(NZ)ドルが反発。NZ準備銀行(中銀、RBNZ)が政策金利を25ベーシスポイント(bp)下げたが、0.50%の下げを予想していた一部の市場参加者の失望を誘った。また声明でNZドルのさらなる下落を促すトーンが弱まったことで、NZドル/米ドル<NZD=D4>は終盤0.6%高の0.6617ドルとなっている。

NY外為市場 終値

ドル/円    終値   123.88/90

前営業日終値   123.95/98

ユーロ/ドル  終値   1.0984/86

前営業日終値   1.0927/30

*本文7段落目の「これでドルが売られる場面もあったが、ドル/円の下落は123.6 8円までだった」を「これでドルが一時、対円で下げ渋る場面もあった」に訂正します。

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