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Google VS Facebook (8)栄枯盛衰の歴史

私が初めて新宿のヨドバシカメラや秋葉原に行ったのが、1975年ごろです。
そして、初めてパソコンを買いたいと思って、「一体っていくらするのだ?」と値段を見に行ったのが、1983年頃(←記憶があいまい)です。新宿のヨドバシ西口にNECの8801と9801が並んでいて、欲しいナと思った9801の値札を見たら、30万円以上(しかも本体のみ)もしていて、とても買えませんでした。

今は便利な検索があるので、下記を参考にしてください
パソコンの歴史( http://www.eonet.ne.jp/~building-pc/pc/pc1980.htm )
Catalogues list( http://web.kyoto-inet.or.jp/people/s-oga/cat1/index.html )

仕事では、IBM5550というのが会社にあって、表計算ソフトのマルチプランを使ったり、本社のホスト/コンピュータをTSOを利用して、SASのプログラムを動かしたりしました。
(社命で、IBMの研修<多分これIBM Office/36だったと思う>に行かされました。プログラム・ジェネレータの使い方を習ったのですが、実戦に役立つプログラムを組めませんでした。会社としては高価な鉄の箱を買ったような気がしましたが、真相は知りません)
5550は、セット価格だと外車が買えるような値段(250万円??)だったような、、、そんな大企業が会社経費で買うようなシロモノを独身貴族の課長(?)氏が自宅用に購入したというビッグ・ニュースが社内を駆け巡ったことを鮮明に覚えています。

思えば、あのころは、IBMの全盛期でした。
メイン・フレームも、パソコンもIBMが支配していました。
PCもIBMの規格に沿ったAT互換機という言葉ができ、PCの統一規格が出来つつありました。

80年年代のアメリカの株に占めるIBMの時価総額は、ダントツ1位(?)だったと思います(裏取り未了です)
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そして、その後の株価推移は・・・・バブル期に株価が6倍になっています
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でも、これで驚いてはイケマセン、2011年5月3日が上場来高値なんです。
IBMは柔軟でシブトイ猛烈企業なんです

しかし、そのIBMも1986年3月にIPOしたMicrosoftにITセクターの王者の地位を明け渡します。
PCの利益の源泉である「OSと業務用ソフト(Office)」をMicrosoftが牛耳る時代に変わったからです。

下のチャートを見ると、6倍になったIBMなど、マイクロソフトの暴騰に比べれば、チッポケな存在に見えます
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鉄の箱(ハード・ウェア)としてのコンピュータの中核にある「マイクロプロセッサー」の王者もIBMからIntelに変わりました。
でも、ITセクターの株価と言う意味での王者はマイクロソフトでした。
下のチャートを見れば明かですね
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ITバブル崩壊後から最近までのマイクロソフトの株価推移は下のチャートのようなものです。
10年間にわたって横バイになっています。
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インデックス(SP500指数)と比較すると、1999年末ごろ(ITバブルの最盛期)が相対株価のピークです
現在は、1998年後半と同レベルの相対株価の位置です。
1998年後半というのは、正にITバブルが加速を開始した時です。

現在は「相対株価という意味では、株価のお里帰り」になったわけで、バブルが消えたと判断できます
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この王者マイクロソフトを蹴落としたのが、Googleです。
その辺の様子は、過去エントリーで書いています。
もう一回書くのは疲れるので、下の2個のエントリーを読んでください。
1.グーグル VS マイクロソフト (1)
2.グーグル VS マイクロソフト (2)
( Web2.0第一フェイズ : グーグル・インパクト :2005年10月〜2008年7月 )

最新鋭のPCを持っていること、それを買うことがが重要だった、価値があった、ライバルに勝てる兵器を持てた、、、そういう時代が終わり、既にみんなが乗っている普通のPCを使って「ネット上で何かをする事に重要性・付加価値がシフト」した分岐点にGoogleが登場したのだと思います。

別の言い方をすれば、パソコンが、マニア、オタク、一部企業が使う高価で貴重な財産のようなPCから、一人に一台の3年使い捨て的な「パーソナルなPC」に変身したのです
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検索エンジン&広告収入を利用した無料モデルで、マイクロソフトを打ち破って世界を制覇したGoogleですが、最近は株価が冴えません。

相対株価のピークは、2009年末です。それ以降は、インデックスに負けています。
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何が、王者Googleを痛めつけたのでしょう?
facebookの登場です。
SNSの台頭です。
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Googleも上場前からマイクロソフトの利益を侵食していました。
私を含め多くの人が、鈍重なマイクロソフトの製品・サービスよりも、グーグルのサービスに魅力を感じていました。
同じことは、現在の「Google VS facebook」にも言えます。

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