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安倍首相テレビ出演/また破たん済み「例え話」/識者が批判「“裸のソーリ”だ」

安倍晋三首相は20日放送のフジ系番組に出演し、「安全保障関連法案は、泥棒からの戸締まりの強化だ」「米国の“離れ”が火事になり、日本に火が移りそうなときに消火にいくことだ」などの破たん済みの“たとえ話”を持ち出し、戦争法案を正当化しました。

 「緊急生出演」と題した番組は、約1時間半にわたって安倍氏の主張を中心に展開。FNN(フジ系)世論調査で内閣の不支持率が52・6%となり、支持率(39・3%)を初めて上回ったことが紹介されました。

 首相は「安全保障法制への支持、理解が低いのがこういう結果になっているのかなと思う」と認める一方、「支持率のために政治をやっているのではない」と開き直り。「ある種のイメージを貼り付けられてしまった。戦争法案とか(の指摘は)すべて間違っている」と強弁しました。

 家屋火災の模型まで持ち出して戦争法案を正当化する首相に、コメンテーターのやくみつる氏(漫画家)は、「支持率という服が吹き飛び、“裸のソーリ”になってしまう」「人の家に火を放った側にくみすることもあるのでは」と発言。「日本でテロが起きることにつながるのでは」(エッセイストの犬山紙子氏)、「火事の危険な現場で火に巻き込まれることもある」(ジャーナリストの津田大介氏)の発言も相次ぎました。

 安倍首相は「先に憲法改正からこうした手続きを踏むべきではなかったのか」との質問に対し、「自民党は結党以来、憲法改正を党の基本的方針としている」と指摘。「憲法改正の議論が熟し、深まり広まっていくよう努力する必要がある」と述べ、改憲をねらう姿勢を強調しました。

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