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相変わらずずれてる安倍ちゃん…

安倍首相の支持率が急落中らしい。まあいいだろう。いいことじゃないかと個人的には思っている。

でも別に、「集団自衛権の行使」がダメだとは思わないむしろ必要だと思っているし、所詮政治なんて、法治国家なんて…という気持ちもあるので解釈改憲に対しても別にどうでもいいと思っている。これを認めたからといって「自分の子供たちや孫たちがいつか侵略戦争に駆り出される」と思ったりもしない。

まあ、多少は抑止力強化にもなるだろうが、日本が集団的自衛権を行使できるようになったからといって北朝鮮が暴発する可能性が大幅に低下するわけでも、中国がちょっかいを出してくる確率が大幅に低下するともあまり考えられないというのが冷静なところだろう。多少は意味があるだろうがこのおかげで日米同盟の絆がさらに深まったのだと考えるのもおそらく考えずだろう。

要は「集団自衛権の行使を認める」ことが緊急の課題でもないし、おそらくそのことによって急激に日本の防衛力が強化されるわけでもないというのが合理的な判断で普通に考えれば内閣支持率を急落させてまで行うような政策でもなんでもない。岸首相時代のような共産主義の台頭による資本主義/民主主義の危機、冷戦状態という時代背景とは全く違うわけだ。

だから、なんか右も左も大騒ぎしているけれども正直どうでもいいなあと僕は思うわけである。だから大騒ぎするプロ市民のみなさんは話にならないし、支持率急落させてまで意地になってこの法案を通そうとする安倍ちゃんの意図も全く理解できないのが正直なところだ。

そもそも、いくら国を守るといっても戦争にはお金がかかる。戦争に明け暮れて破たん、衰亡した国家の例は歴史を見れば数知れない。いうまでもなく日本の財政は火の車である。年金がこれからどんどん削減される恐れがあるのに防衛費だけを積み上げるなんてできるわけがないわけで、日本の防衛力を高めたければまずは財政を再建の道筋をきっちり立てるしかないわけだ。

そのためには支出の大幅な削減が必要になるわけで、どこまでも膨張し続ける年金費用や医療費用を削減していくしか方法はない。安倍政権が全くやっていないとは言わないが、歴代政権を同じくご老人方の支持率を落とさない程度にだましだましやっているのが現実だ。安倍政権がほんとに「美しい日本を守りたい。政治生命を賭けても」と思うならば年金や医療費の大幅な削減こそ行うべきではないか?と僕は思うのである。

同時に財政を再建するには経済を活性化させねばならないわけで…。今のように日銀に金融緩和をさせて株価だけが上昇しているが成長は非常に緩やかという状態ではこれもまた不可能だ。大胆な規制緩和、法人税の大幅な引き下げ、TPPなどといわずにすべての関税を撤廃するなど…こちらのほうもやることは山ほどある。支持団体、業界団体の顔色を窺ってこちらの動きもスローになっているのだろうが、「政治生命を賭しても美しい日本を守る」というのならば経済政策も財政/金融政策で金をばらまくのではなく潜在成長力を伸ばす本当の意味での経済政策を行うべきだろう。


結局、何が国を守ることにつながるのか?高い支持率を活かしてどういった政策を重点的に行うべきか?という視点が安倍ちゃんには(というか日本の政治家全般に)全く欠けているなあということを改めて思い知らされた今回の騒動である。まあ、くだらないデモ活動とかやっている人たちはもっとずれてるんだけど…。

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